昨晩、Blue Note Tokyoで行われたFOURPLAYのライブに行ってきました。
ボブ・ジェームズ(key)、ラリー・カールトン(g)、ネイザン・イースト(b,vo)、ハーヴィー・メイソン(ds)といった、偉大なミュージシャン達による絶妙なコラボレーションが生み出す音楽は、まさ極上の仕上がり。
本物のみが持つ、一人一人のすごい存在感。
ラリーのギターの切れの素晴らしいこと!
アンコールの最後は、観客によるスタンディング・オベーションでした。
隣の席に、ミュージシャンの男性二人が座っていましたが、「これをやられちゃあぁな…」と半分放心状態でした。
この音楽に出会えるのは、この時代に生まれた者の特権じゃないかと思わせるくらい、とても贅沢な時間をすごしました。
この4人のうち、誰か一人だけでもBlue Noteを満員に出来る程の才能を持っています。この4人が出会って意気投合し、コラボレーションを17年間も続けていること自体、素晴らしいめぐり合わせですね。(ギタリストは1997年にリー・リトナーからラリーに代わったそうです)
10の力を持つ人が4人集まって素晴らしいコラボレーションを生むと、その成果は10+10+10+10=40ではなく、10x10x10x10=1000という乗算になって途方もない結果を生み出す典型ですね。
私がFOURPLAYを知ったのは1995年頃。3rdアルバム「エリクシール」をCDショップで見つけ、大好きなボブ・ジェームズが参加しているグループだということで興味を持って視聴したところ、今までとは全く違う素晴らしい音楽に驚き、購入したのがきっかけです。これ以来、私の一番のお気に入りのCDになっています。
FOURPLAYのライブは2年ぶりでしたが、2年前と比べて進化しているのも驚きでした。また行きたいですね。