2011/05/10の日本経済新聞で、「大機小機:政策のトリアージ」というコラムが掲載されています。
「トリアージ」とは何でしょうか?
—(以下、引用)—-
少数の医療チームで、あまたの傷病者を手当てするには優先度をつけざるを得ない。軽症の人は後回し、重症者でも治療して命を救える人は優先するが、助かる見込みのない人に手間はかけられない。非情だが緊急時に欠かせない選別がトリアージだ。
—(以上、引用)—-
この「トリアージ」という言葉、先日出版した本「バリュープロポジション戦略50の作法」第46章でも、「戦略立案の際に、問題を捨てることができず、すべての問題に対策を立てて対応しようとする」例として紹介させていただきました。
まさに有事の今、「トリアージ」はあらゆるところで求められ、行われていることを実感している方も多いのではないでしょうか?
有事だからこそ、今まで実行できなかった判断ができるポジティブな面を捉えて、考えていきたいですね。