緑深く、安らぎのある住宅街。でも、数十年後は大きな問題?


小学生の頃だった昭和40年代、私は当時日本中に出来た新興団地の中の一つに住んでいました。

その頃に植えられていた樹木は数メートル程度、団地の2階よりも低い高さでした。

先日久し振りにその団地を通った際に、その木々が5階建ての団地の高さをはるかに超えていました。

団地全体が深い緑の中にある様子を見て、驚きました。

まるでジャングルです。

 

現在、私が住んでいる街の通りの両側にも、樹木が植えられています。

春には、桜が咲き誇り、散る間際には桜吹雪を楽しみながら歩くことができます。

その桜の樹もなかなか立派で、中には周囲2メートル程度はありそうな巨木もあります。

樹木の高さも、5階建ての建物をはるかに上回る高さです。

20メートルはあるのではないでしょうか?

私が住んでいる街は、30年から40年前に作られた新興住宅地ですが、恐らくそのような巨木も、植えられた当初は高さは数メートル程度だったのではないかと思います。

根元があまりにも育ちすぎたため、アスファルトの地面が盛上がったりしています。

 

緑が沢山ある街はとても心が安らぎますが、これから30年、50年経つとそのような巨木もさらに大きくなります。例えば、箱根の関所跡に行くと、杉の並木がありますが、どれも樹齢数百年の巨木で、周囲は5メートルくらいあります

 

今後、車道の状態や住宅にも影響が出てくる可能性もあります。

住まいとどのように調和していくかが課題になるかもしれません。