米国で、"Jeopardy!"という有名クイズ番組があります。
IBMのスーパーコンピュータBlue Gene/P上に、音声認識、自然言語処理、情報検索、対話インターフェイスなど先進技術満載のQ&Aシステムを搭載したコンピュータ「ワトソン」が、この番組に登場して回答している様子が、YouTubeに掲載されています。
このワトソンがクイズ番組に挑戦することは、昨年4月に当ブログでもご紹介しましたが、実際にクイズ番組に登場し、番組で回答している映像は、今回が初めてです。
思えば、コンピュータがチェスの達人を破ったのが、1997年。
それから13年。
決められたルールで、指し手の局面もデジタル化され、特定の課題を解決することが仕事だったチェスの勝負と比べ、どのような質問が出てくるかが予測できないクイズ番組は、コンピュータが非常に苦手とする課題で、難易度ははるかに高くなります。
現在のワトソンは、ビデオにあるように、かなりいい線まで行っていますが、完璧ではありません。
「暴走したのか?」と思えるような答えをすることもあります。
それにしても、コンピュータの進化は凄いものがあります。
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