とても怖いプレゼンの「慣れ」


よくプレゼンをする機会をいただくのですが、実は私はプレゼンが苦手です。

学生時代は人前で話す経験はほとんどありませんでした。人前で話すようになったのは社会人になってからです。最初の頃は、プレゼンをするのは恐怖でした。

でも、「怖い」「苦手」と思っていると、準備をちゃんとして臨むようになります。

 

このことは、プレゼン慣れしている様子の方のお話しを拝聴する際に、感じることがあります。

人前で話す機会が多く慣れておられるためか、中にはあまり準備されていないようにお見受けする方もおられます。そして慣れておられるため準備不十分でもスムーズにお話しができるのですよね。

しかしこのようなプレゼンを実際に拝聴すると、意外と得られる部分が少なかったりします。

 

怖いのは、スムーズに話せているので自分は「ちゃんと出来ている」と思っていても、相手に伝わるものが少ない、という点です。

 

プレゼンが苦手でも準備をして臨むことで、たとえスムーズに話せなくても相手には何らかのメッセージを伝えられることが多いように思います。

逆に慣れてくると、自分はスムーズに話している積もりでも、相手にはあまり伝わっていないことも多い。

とても怖いことですね。

 

ということで、私は大勢の方々にプレゼンをする前はいつも逃げ出したい気持ちに襲われますが、これは健全なことである、と考えるようにしたいと思います。

 

 

とても怖いプレゼンの「慣れ」」への2件のフィードバック

  1. 解ります!! これ。
    役職柄、プレゼン回数が多いのですが「慣れ」と「場馴れ」
    は違うと思っています。
    準備が足りなかった際はどんなに流暢に話せても聴く側
    の評価は正直に現れますよね。
    準備の時間が無い場合は「これだけはキッチリ伝える」という
    骨格だけは決めておきます。 いろいろ手法がありますが何回やってもプレゼンは「プレッシャー」との戦いです^^
    むずかしいですよね^^;

  2. いやぁ、ほんとうに難しいですね。
    でも最近は、緊張しているウチが華だと思うようにしております。

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