「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」 でも書きましたように、私は朝5時20分に起きて、会社に7時に到着しています。
こんな私ですが、昔からかなりの低血圧です。
どの位かと言うと、20代の頃から現在まで、最高95/最低65位。常にほぼ一定です。
確かに朝起きるのはなかなか辛いものがあったりしますが、「低血圧だから朝、起きるのが辛い」と感じたことはあまりありません。
朝起きるのが辛いのは、誰でも、そして何時に起きても、同じだと思います。
しかし、実際には、低血圧に関わる症状への対策として早寝早起きを推奨しているケースも多いようです。(詳しくは、当エントリーのコメント欄を参照ください)
「低血圧だから早起きできない」ではなく、「低血圧だから早く起きるように」したいものだ、というのは、もしかしたら、「もっと寝ていたい」という自分に対する様々な理由付けの一つなのかなぁ、と思ったりします。
低血圧のことは、本に書いていなかったのですが、本を出した後に話題になることがよくあるので、ブログに書いてみました。
【変更記録】 2011/9/10 19:35 赤字部分の記述を変更しました
90もあれば問題なく活動できると思いますよ。私は上が70台なので、朝起きても夕方までほとんど何もできない。
これはひどい。あまりに不用意すぎる発言では?
あなた個人が低血圧でも、起床が辛くないのはわかったが、それを一般的な話にすり替えるには、具体的な医学的根拠をもとに説明する必要があるべきだ。低血圧で本当に苦しんでいる人もいる。いい加減な論理を展開して馬鹿をさらすな。
心底がっかりした。
最初に、低血圧で苦しんでおられる方が当ブログをお読みになって気分を害された方がおられましたら、深くお詫びいたします。
若干補足させていただきます。
本文では引用は省略致しましたが、当ブログを書く前に、低血圧と早起きについて調べてみました。低血圧の対策として早寝早起きを推奨しているケースが多くありましたので、当エントリーを書かせていただきました。
実際、低血圧でついつい夜更かしをしてしまい、早く起きることができない、という悪循環に入っているケースもあるようです。実際、私もそうでしたので。
例えば、「低血圧ガイド」というサイトでは、低血圧の人は早く起きてシャワーを浴びて、朝食をきちんと摂ることで交感神経の働きがよくなり、低血圧の症状が緩和されることもある、と書かれています。
http://www.capote-lefilm.com/ketuatu_pc/taisaku1.php
http://www.capote-lefilm.com/ketuatu_pc/taisaku5.php
ある健康ポータルサイトの下記ページでも、低血圧の方に早寝早起きを推奨されています。
http://www.karadakara.com/col/teiketsuatsu.html
また、低血圧の方が管理人をされているこちらのサイトでも、低血圧の症状を改善する為にも、早寝早起きを推奨されています。
http://www.aizu-akabeko.com/2007/10/post_3.html
私も早起きしていますが、そのために早寝をしています。これが結果的に低血圧に関わる症状緩和の対策になっているのかもしれませんね。
ただ、オリジナルの本文で、
>>「低血圧だから早起きできない」というのは、もしかしたら、「もっと寝ていたい」という自分に対する様々な理由付けの一つなのかなぁ、と思ったりします。
という表現は、確かに誤解を招く表現でしたので、
>>「低血圧だから早起きできない」ではなく、「低血圧だから早く起きるように」したいものだ、と思ったりします。
に変更させていただくとともに、本コメント欄の内容を参照するように追記しました。
よろしくお願いいたします。
先ず最初に、私は低血圧でもないし6時半の電車に乗って出勤しております。
さて、ネットを見ていますと、低血圧と起床困難について、「関係ない」と断ずるサイトほど科学的根拠を提示していない・医者など専門家のコメントがない傾向があるように感じます。永井様がコメント欄で提示されたサイトも専門家の監修は受けていないようです。
一方、医者が低血圧について語っているサイトでは、起床困難と低血圧の関係について因果関係を説明したものはやはり見つけられませんが、「不定愁訴(≒起床困難含む)という形で低血圧の方は症状を訴えている」という「事実」を述べられています。科学的根拠を今は証明できなくとも、相関関係があるといった病気はいくらでもあると思うのですが、如何でしょうか?
またその不定愁訴の中には、不眠というものがあります。寝たくても寝ることができないのが不眠です。生活のリズムを戻せば朝も起きられるはずだ、と断ずるのはひとつの意見ですが、寝ることができない人に「お前の気合が足りないせいだ」のようなニュアンスのサイトを紹介されるのは、病気で苦しんでいる人に追い打ちをかけているように感じられてなりません。
>低血圧でついつい夜更かしをしてしまい
本当に病気で苦しんでいる人は、翌日会社などで嫌な思いをしたくないために一生懸命寝ようと、お薬までつかって努力されている方もいます。それを「夜更かし」のような、本人の怠惰性に原因があるような言葉を使われるのは、少しも気持ちの上ではお詫びするようなことはないと考えておられるように私は感じました。
上田様や佐藤様も指摘されていますが、まずは低血圧の定義からお調べになって、その上で医学的な根拠に基づいて記事をお書きになられてはいかがでしょうか?