昨日金曜の夕方、私は有楽町にいました。
歩いていると、よく聞いたことがある声で演説が聞こえてきました。
気になったのでそちらの方に行ってみたら、前首相・菅さんの街頭演説でした。
既に選挙活動が始まっているのですね。
「菅さん、元気だなぁ」と思って近寄って写真を撮ってみました。
写真を撮るために近寄ってみて、驚いたことがあります。
私はこれまで街頭演説をライブで見る機会があまりなかったのですが、有楽町にいる聴衆は数百人位。その最前列にいる十数名が、ひたすら大声で菅さんを野次っています。
街頭演説カーの目の下で十数名が大声で野次っているのが菅さんの耳に入らない訳はないのですが、菅さんは普段通りに演説を続けていました。
多分、野次が多いのは菅さんに限ったことではなく、ある程度の大物政治家ともなると、街頭演説では日常茶飯事なのでしょうね。
私の場合、プレゼン中にちゃんと聞いていない人がいたり寝ている人がいるだけで気になってしまう程なので、目の前で野次られたりしようものならすぐに集中力が失われて確実に何も話せなくなります。
目の前で大声で野次られているのに、話を続けられるという精神力。
これは菅さんに限らず、恐らく政治家にとって必要な資質なのでしょうね。
「政治家は凄い」と思ったのでした。