扇千景さんというと、私は保守党の党首として、選挙で
「扇の要(かなめ)、扇千景をよろしくお願いいたします」
と一生懸命連呼していた姿がまず頭に浮かびます。
その次に浮かぶのは、TVで扇さんを特集した番組で見た、政治家の仕事の傍ら、人間国宝であり歌舞伎役者のご主人の妻としての役目をしっかりと甲斐甲斐しく果たしている姿。
それと、非常に理知的な印象の若い頃の宝塚女優だった頃の写真です。
これらの「国土交通省大臣と参議院議長」、「人間国宝である歌舞伎役者の妻」、「宝塚女優」という3つの顔が、私にはどうしても繋がりませんでした。
しかし、今月の日本経済新聞「私の履歴書」の扇さんの連載で、扇さんが凄い人生を歩んでこられたことを知り、扇さんへの見方が全く変わりました。
■戦中、多くの身内が亡くなる中を過ごした病弱な少女時代
■宝塚のことをよく知らないのに、父の猛反対を押し切って入学した宝塚時代
■恋多き女優時代
■ご主人の扇雀さん(当時の名前)と知り合った頃のこと
■歌舞伎役者の家の古いしきたりに拘る義父・義母との葛藤
■二人の息子さんを育て上げる様子と、他人に言えなかった結婚生活の悩み
■TVキャスターの仕事が縁で、政界入りする経緯
■政界の重鎮との交流
■保守党党首になった経緯
■現在の様子
等々、ご主人の坂田藤十郎さん(現在の名前)の女性関係も含めて、飾らずに描かれていました。
今風に言えば、「男前」で堂々とした、まさに天晴れな人生ですね。
本日で連載は終わりですが、素晴らしい小説を読んだ清々しい読後感で、ちょっと名残り惜しい気もしました。
永井さん、ご無沙汰しております。本日からオルタナティブ・ブログで書き始めましたが、早速コメントいただきありがとうございました。。IBMの方はいないかなと思って探していたときに永井さんのブログを見つけ、会ったことのあるひとだなぁと思っていました。今は、沖縄で仕事をしております。これからも、沖縄情報をお届けしようと思っておりますので、よろしくお願いします。
一瀬さん、コメントありがとうございました。
沖縄情報、楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。