Business Media誠に、下記の記事がありました。
記事にあった数字をピックアップしてみました。
- 日本人の支給日数は16.6日、取得日数は9.3日、有給消化率56%。
- フランス人は支給日数は37.4日、取得日数は34.7日、有給消化率92%。
- イタリア人は支給日数は32.3日、取得日数は26.5日、有給消化率82%。
日本人の取得日数の低さと消化率の低さが際立っています。
イメージしやすいように、縦軸に平均給付日数、横軸に消化率を取ってグラフにしてみました。(クリックすると大きくなります)
このように比べてみると、日本は給付日数こそ米国並みですが、消化率はダントツに低いですね。
その給付日数も、ヨーロッパ諸国と比べると、そもそも少ないですね。
これには、文化的な違いも大きいと思います。
4年前に下記ブログでも書きましたように、「忙しいから休めない」という日本人と、「まず休みでエンジョイすることを前提に、人生を考える」というヨーロッパ人の違いもあるのかもしれません。(よいか悪いかは別として)
個人的には、日本はもっと個人が自分の人生を楽しめる社会になればいいな、と思います。
「俺が若かった頃は新卒から3年目ぐらいまでは有給を取ったことなかった。」
と、自慢する団塊世代の上司の配下にいると、有休消化なんて出来ません。