共感力と、矛盾のマネジメント


最近、トップマネジメントにいる方はすごい共感力を持っているからそのポジションにいるのだ、ということを実感する機会がありました。

相手の立場を自分の立場としてリアルに考えられるから、組織の長としてトップに立ち、人を統べることができる。

しかしそれだけではトップに立てないのでしょう。

相手の立場を十分に理解した上で、ビジネス上必要な判断を行える。個人の立場とビジネスの状況は矛盾することも多いのですが、そのような状況でも的確に必要な判断が出来る。

非常に難しいことですが、この矛盾のマネジメントを、割り切ることなく出来るかどうかが、トップマネジメントの力なのだ、ということを実感しました。

 

 

共感力と、矛盾のマネジメント」への3件のフィードバック

  1. 実感されたキッカケをご教示いただくことは可能でしょうか?
    リーダー教育としてざっくり考えると、
    欧米系->「そのポジションは何をしなければいけないか」数字で客観的に判断できる様にする(MBAとか)
    日本型->JOBローテーション等で自社の色々な現場を経験させ、会社を見渡せるようにして(自社の現場の文化、各担当の思いを知る)上に上げていく
    といった違いがあるように感じています。
    当ブログを読ませていただいたところ、上に書いた欧米型と日本型の複合を指しているように解釈しております。
    (ずれていましたら申し訳ありません)
    トップマネジメントの力を実感されたのは、自社、海外企業、それとも日本企業の方でしょうか?
    大変興味があり、もう少しご教示いただけるとありがたいです。

  2. さとうはじめ様、
    コメントをいただき、ありがとうございました。
     
    >>欧米型と日本型の複合を指しているように解釈しております。
     
    まさにそのような形です。
     
    トップマネジメントの力を実感されたのは、自社、海外企業、それとも日本企業の方でしょうか?
     
    日本IBM(外資系企業)での経験です。
     
    プライベートな話もある関係で、詳しくご紹介できず、申し訳ございませんが、何らかのご参考になれば幸いです。

  3. ご返答ありがとうございます。
    私が外資に居たときは「数字」のみが判断基準になり、現場は振り回されるといった記憶でした。
    さすが貴社は素晴らしい人材の宝庫ですね

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