大木さんが、「ツイッターに書いてはいけないこと」というエントリーを書かれていますが、全く同感です。
その人のツイッターやブログを読む人は、そのツイッターやブログに、書く人そのものを感じて読む訳です。
そして、それが不特定多数に読まれる。
これはある意味、とても怖いことだと、私は思っています。
ツイッターにしても、ブログにしても、ネット上では、自分の分身です。
数年前に、あるオルタナブロガーの方が、「ブログでネガティブコメントが付くということは、そのブログで傷ついている人がいる、ということです」とおっしゃっていました。
この言葉を聞いて以来、「一人でも傷つく人がいるのであれば、そのコンテンツは書くべきではない」と、常に肝に銘じています。
一方で、「誰が読んでも大丈夫なコンテンツを書くべきだ」というと、「当たり障りがなく面白味がないコンテンツになってしまう」と思いがちです。
実は私も、2006年にブログを書き始めた頃はそう思っていました。
かなり臆病に書いていたこともありました。
しかし、自分の考えをしっかり持ち、かつ、他人を傷つけないように配慮して書けば、決して「当たり障りがなく面白味がないコンテンツになってしまう」ということはない、ということが徐々に分かってきました。
時には、配慮が足りずに意図せずに他の方を傷つけてしまったり、知らずに間違ったことを書くこともあります。
しかし、このような場合は、出来るだけ早く訂正したり、お詫びをするように心掛けています。
ネット上では自分の分身として他の方々から見られているブログやツィッターが、実際に自分の考えそのものと同一化し、かつ、そのコンテンツが読んで下さる方々に少しでもお役に立てれば、とても嬉しいことですね。