ITproの「自己啓発に悩んでいるあなたへ」という記事で、「神経言語プログラミング(NLP)」の「リフレーミング」という言葉が紹介されています。
記事では、「過去の嫌な出来事,いま自分が直面している嫌なことを取り上げ,これまでとは違った視点からの観察を意識的に試み,その意味を探る」アプローチのこと、と説明しています。
記事では、書籍に囲まれて生活していた人が、拘置所内の生活で三冊しか書籍を持ち込めなかったため、逆に少数の本を深く読む生活が出来るようになったと感じていることを紹介しています。
一方で、田坂広志さんの言葉で、
「起こることは、すべて良きこと」
という言葉があります。
自分の身に起こった・やっていることを「引き受けて」、
それに対して夢中で「取組み」、
自分自身でその意味を「感じ取っていく」、
改めて、「起こることは、すべて良きこと」と考えられるようになるためには、技術論を超えて、覚悟を伴った人生観と、大いなる意思の力が必要と思った次第です。
すべて良きこと、と思えるかどうかは別にして、生きていく上で、我が身に起こった全ての出来事に、無意味なことは何ひとつない、というのが私の持論です。そう思えば、全てを乗り越えられるので。嫌なことはやっぱり嫌なのですが、マイナスは“かけて”プラスに無理やりしちゃってます。アタシってば強引?(笑)
どうして年を取ると、怪しげなエセ科学にハマるんでしょうね。
MM17さん、
コメントありがとうございます。
「我が身に起こった全ての出来事に、無意味なことは何ひとつない」という持論、いいですね。ある意味、強引さは必要かもしれませんね。
Barさん、
それは科学の99.9%が仮説だからだと思います。
永井さん、お久しぶりです。
「それは科学の99.9%が仮説だからだと」
美しい言葉ですね。共感いたします。アイザックアシモフ氏の「3ポンドの宇宙」という脳の話を読んだ時、同じような言葉を氏が書かれておられました。
学びの大切さを思い知らされる至言として記憶しております。
永井さん訂正およびお詫びを申し上げます。
正しくはアシモフではなく
ジュディス フーパー、ディック テレシーの共著でした。以前イギリスの冊子にてアシモフ氏が評論を書いておりましたのを混同した次第です。お許しください。
祐実さん、ありがとうございます。
竹内薫さんが書かれた「99.9%は仮説」という本の主題なのですが、海外でも言われている言葉なのですね。科学とはそのようなもの、ということなのでしょうね。