世界で一番第九を歌っているのは日本人ですが、世界で一番ドイツ語で書かれた第九の歌詞の意味を知らないで歌っているのも日本人と言われています。
ということで、合唱団の指導者である長田雅人先生から、先週の練習で「次回までに、各自で第九の歌詞の意味を調べてきてください」という宿題をいただきました。
そこで団員の一人が見つけてきたのがこちらのサイト。
今週、このサイトをプリントアウトして、通勤の行き帰りにじっくり読み、意味を噛み締めた上で、改めて第九を聴いてみましたが….
素晴らしい!
感動しました。作曲家の命である聴覚が絶たれ、苦しみぬいたベートーベンだからこそ、シラーの詩に対してこのような曲を作れたのですね。
苦しい状況にある時こそ、歌詞が持つ意味の一言一言を味わいながら、第九を聴いてみたいですね。
私達の合唱団が参加する第九の演奏会は11月26日。残り一ヵ月半で素晴らしいアンサンブルをお届けできるように練習に励みたいと思います。
ちなみに、映画「不滅の恋 ベートーベン」は、晩年のベートーヴェンが、内面の苦悩と周囲との葛藤に苦しみながら第九を生みだすに至った経緯を鮮やかに描いています。レンタルビデオ店にも置いているところが多いので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。