南国で暮らす


先日、NPO法人「南国暮らしの会」の理事長、宮崎哲郎さんのお話を聞く機会がありました。

定年でリタイアされた方々がボランティアで運営されている会ですが、特に募集をしていないにも関わらず会員数は1000人を超えているそうです。

このようなコミュニティをボランティアで運営しようとすると、やはりインターネットの活用が必要になります。この会でも会員同士の連絡にはインターネットを縦横に活用されています。海外とのやり取りでもSkypeも使っているとのことで、会員へのガイドも充実しています。

ちなみに、タイのチェンマイで、1ヶ月間高級ホテルに滞在して、ゴルフ+2時間マッサージを週3回行い、全て外食にしても、夫婦2人で13万円程度だそうです。(ホテル代は含みますが、フライト代は除きます)  コンドミニアムで長期滞在するとさらに安く、年金でも十分にまかなえてさらに貯金もできるとか。

尚、現在タイではクーデターが起こっていますが、会員のメーリングリストでは、現地からの情報では入国審査がやや厳しくなっている程度で特に生活で変わったことはない、というお話もありました。

タイ以外にも、オーストラリア、フィリピン等に滞在している方々も多くおられるそうです。

詳しい会の説明はこちらにあります。

私はまだ引退までかなり時間を残しているので当分先のお話ですが、よいお話を聞くことができました。

バブルで物質的な豊かさは失われましたが、このような生活を楽しみ、かつ、お互いを助け合うようになってきたということは、「失われた10年」を経て、日本も精神的な豊さを身につけてきたということかもしれません。

南国で暮らす」への2件のフィードバック

  1. 南の島でも、ハワイとかシンガポールは生活費用が高いかもしれませんね。でも、個人的にはシンガポールがいいなあ。夏はヨーロッパ(アイルランドとか)も捨てがたい。日本の中でも、地域による生活費の差が出るので、田舎ぐらしも良いのかも。引退しなくても、このネットワーク時代なので、自分の好きなところに住みたいですね。ちなみに弊社で私が連絡を取っているイギリス人ですが、マドリッドに住んで、アメリカ西海岸の部門の一員です。腹立たしいというより羨ましい。

  2. 高橋さん、
    マドリッドに住んで、西海岸の部門の一員って、いいですね。
    私の同僚(米国本社勤務)も、ラスベガスに住んでネットワークを使って本社系の仕事をしている人もいます。

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