北京五輪代表コーチに山本浩二、田淵幸一、大野豊が就任というニュース。
大野豊だけ9歳若いのですが、山本浩二、田淵幸一と、監督の星野仙一は六大学野球の同期生です。
山本浩二、田淵幸一、星野仙一は3人とも60歳。しかし写真を見ると威風堂々としていて、とても還暦には見えません。まさに人生脂が乗ってきて、非常に若々しい感じです。
大昔、まだジャイアンツ・ファンだった私がプロ野球を熱心に見ていた頃、この3名は現役バリバリでライバル球団で活躍していていつもまぶしく、枕のホゾを噛む思いをしていました。今だったらFAでジャイアンツに来ていたかもしれませんが、当時は山本浩二はミスター赤ヘルとして広島一本、星野はドラゴンズでジャイアンツ打倒に執念をあげており、彼らのジャイアンツ移籍なんて想像も出来ない、いい時代でした。
そう言えば、「巨人の星」では、当時阪神で期待の新人だった田淵が出てきます。花形満の打倒大リーグボール2号作戦として、3塁ランナーだった田淵がホームスチールで地面の土ぼこりを手で覆い、変形魔送球の球跡が見えるようにする、というものでした。それから十数年後に出る「がんばれタブチくん」の印象が強い私は、「田淵ってそんなに足が速かったのか!」と、結構意外です。
かなり話が脱線しましたが、…..。
かつてはライバル同士だったそのような人達が、今でも現場で若い選手達をリードしようとしている姿を見ると、とてもさわやかな感じがします。
このような多くの60代が現役でバリバリやっている日本って、結構いいかも、ですね。
実は六大学の3人組、同期生というだけでなく、その頃からの大親友。当時のマスコミにいらぬ詮索されるのを嫌った星野さんは、公の場では一切それらしいそぶりを見せなかったんだそうです。メンバーが発表された時、やっと自由に同じ晴れ舞台に立てるようになったんだなあ、と思ってしまいました。ちなみにボクは元赤ヘルファンです。
Majyokko-1さん、
そうそう、山本浩二と田淵が法政、星野が明治でしたね。この時の六大学野球は面白かったでしょうね。
しかし星野さん、根回し上手ですね。