12/26の日本経済新聞に掲載された矢沢永吉の記事、素晴らしいですね。
実は私、矢沢永吉のことはよく知りませんでしたが、壮絶な人生を歩んできて、今の突き抜けたかっこよさがあるのだ、ということがよく分りました。
詐欺被害による35億円の借金を、黙々と働き6-7年で完済したという話もすごいですし、
22歳に、日給2,000円のアイスクリーム屋の積み下ろしバイトに行くためのバス代30円をそこら中からかき集めたという話もすごいですね。
逆境の中での奥さんの一言一言が、重く感じます。
記事に掲載されている60歳になった矢沢の写真が、またカッコイイですね。
写真には、こんな言葉が添えられています。
「テメエの足で遠回りしてきたことは身になるよ、絶対。ジャニーズ事務所からデビューして売れ筋で行っていたら『近道、グレートじゃん』って言っていたかもしれないけどね」
永ちゃん、さらにカッコよくなりましたね。
バス代の話は、78年に出た「成り上がり」という本で読んだのですが、あの本はミッキーカーチスさんに対する恨みが籠もっていたように感じていました。
ゴールドコーストのホテルの件で、仲良くしていた事務所の人による35億の横領があり、とても心配していましたが完済したとのこと。さすが、ヤザワですね。
自分も、カッコよく年をとらねば。そう感じることが出来た記事でした。(あんなにカッコよく、は無理でしょうけど)
大木さん、
コメントありがとうございました。
「成り上がり」、ありましたね。当時すごい話題でしたね。
何しろ、読んでいない私が覚えている位ですから。
記事を読んで、矢沢さんも年を取られて、自分のエゴを静かに見つめることができるようになったように感じました。
私もそうありたいですね。