昨日2017年7月12日、総合食品商社のかね善様大阪本社で行われた合同研修会で、『お客様が買う理由を、いかに作るか?「ニーズ対応」から、「ニーズサキドリ」への変革』と題して講演いたしました。
かね善様のお取引先である食品メーカー様を中心に150名の方々がお集まりになりました。
食品メーカー様の事例を加えて90分の講演を行った後、30分の質疑応答を行いました。
質疑応答では、
・自社ならではの強みをいかに把握するか?
・最終消費者のニーズをいかにサキドリするか?
・新規事業をいかに立ち上げるか?
・お客様からの意見をどのように解釈すべきか?
という点を中心に、最前線で仕事をしておられる方々からご質問をいただき、お答えいたしました。
参加された皆様からのご感想です。
■本当の強みが何か、最終ユーザーが必要としているのは何か、阿智村の「星空エンターテイメント」の成功事例、スタートから今に至るまでの実例を挙げての解説がすごく参考になりました。「危機意識→行動→志」、少人数でお金がかけられなくても進めていけることを改めて気づかせていただきました。ありがとうございました。
■新しく事業や取り組みを行う際に、少人数から、小さな組織から初めていく。新規の施策を企画するには、時間もかかります。ムダも省けるので、早速のこの方法を行ってみようと思っております。
■専門用語を使用せず、それぞれのストーリーを繋げて話して下さる永井様の講演は、イメージがつきやすく、実際に自社にも置き換えて考えることができ、とても勉強になりました。今回得た知識を活用し、新たな商品開発に繋げたいと思います。本当にありがとうございました。
■色々と考えさせられる講演でした。ぶれないビジョン、志、それに伴う仮説検証の積み重ねが大事にもかかわらず、逆に出来ていないのが現状です。モチベーションも含め、今後の仕事のあり方を見直す良い機会になりました。
■一度会社で始めたものを止められないことや、少人数で始めた方がよいなど、共感することや、参考になる実績、例を話していただき、とても参考になりました。また危機意識や自分の志を大切に、商品開発に取り組んでいこうとモチベーションも上がりました。
■現実から自社の強み、その強みを活かせるお客様を探す。この流れが、とても考えさせられました。自分が見えているつもりだけで、周りにはまだ気づいていないチャンスがあると考えれば、楽しくなります。
■実例を交えながらの説明、解説、強みを見いだすプロセス、すごく勉強になりました。実際にどう活かしていけるかよく考えたいと思います。永井さんの本を読んでみようと思います。
■目からウロコでした。まず自分の強みから考えるというのに驚きました。いままで商品づくりをしていて、その強みを考えるというのが思い浮かばなかったからです。
■顧客ニーズ起点で考えがちになる部分で、自分の強み起点とすべきだという考え方は、とても参考になりました。食品メーカーとしては、問屋とのやりとりのみになるため、良い商品、価値の高い商品でも、問屋としては少しでも安く…、という要望になりがちで、厳しい部分です。
■新商品を開発する際、どうしても既存のニーズを意識してしまいがちで、自社の強みを活かし、ニーズサキドリが出来ていないことを再認識できました。内容はわかりやすく、大変参考になりました。
■業務的に、ドラッグストアに届く前に卸を通過するため、ユーザーの声が聞こえずらい。参考になったので、書籍を求めて、もう一度勉強したい。
■VRIOなど今後の改善を行っていく上でヒントになる考え方を得られ、満足です。
■実際の成功事例を踏まえ、わかりやすい内容でした。今後、自社において必要とすべきことが見えたように思います。
■自分たちの強みを一度社内で共有する必要があると感じました。なので学びを活かすように致します。ありがとうございました。
■ビジョンの大切さを改めて気づけた。また、理念、ビジョンを中心に、本当の強みを活かした新しいビジネスモデル手順を学べた。
■具体的な事例が多く、理解しやすかったです。VRIOなども活用し、今後の商品開発に活かそうと思います。ありがとうございました。
■当社工場部門へ、本日の話を伝えたく思います。
実は大阪は日本の問屋発祥の地です。このような場所で講演をする機会をいただき、本当に有り難く思います。