「人生100年時代」と言われます。
60歳定年でも、残り40年。年金も繰り上げ支給になりました。
「昔はよかった。定年後は年金支給で悠々自適だった。今は年金も頼れない」
本当にそうでしょうか?
国民皆年金が実現した1960年頃の平均寿命は、男性65歳、女性70歳。
60歳定年で引退し、仕事をせずに悠々自適な生活ができましたが、その期間はあまり長くはありませんでした。
いまは60歳で定年後、人生100年として残り40年もあります。一方で現在の40代・50代は「年金には頼れないかも」という漠然とした不安があります。60歳で定年を迎えても、仕事は続けざるを得ないわけです。
これを「辛い」と感じるか、「楽しい」と感じるか、です。
「仕事が苦痛」と感じる人にとっては、辛いですよね。
しかし「やりたい仕事をやっている」という人にとっては、こんなに「楽しい」ことはありません。
80歳まで仕事を続けるとしたら、プラス20年も楽しめるわけです。
そのために大切なのは、「自分という商品づくり」を常に考えること。
そして自分の商品価値の賞味期限が切れないように常に磨き続けることだと思います。
私はいま56歳ですが、まだ最低30〜40年は仕事を続けたいと思っています。今の仕事が大好きなので、とてもワクワクしています。
せっかく与えられた「人生100年時代」、大いに楽しみたいですね。
■当コラムは、毎週メルマガでお届けしています。ご登録はこちらへ。
■Facebookページでも、色々な情報がご覧になれます。