朝活勉強会「永井塾」第27回「人はなぜ動くのか?」を行いました


昨日、第27回朝活勉強会「永井塾」を行いました。
テーマは「人はなぜ動くのか? 内発的動機付け、フロー、利他的動機付け」でした。

マーケティングも、組織のマネジメントも、最後は人が絡みます。だから人がなぜ動くのかを理解することは大切です。
ビジネスの世界では、「報酬こそやる気を高める」が常識になっているのが現実です。この動機付けのことを「外発的動機付け」と呼びます。
一方で、自ら学び成長したいというやる気のことを「内発的動機付け」と呼びます。

1970年代に心理学者のデシが実験したところ、報酬などの外発的動機付けで、やる気などの内発的動機付けは低下し、さらに競争などでも内発的動機付けが弱まるとわかりました。

そこで今回は下記をテキストに、人はなぜ動くのか、どうすれば幸せに働くことができるのかを考えていきました。

「人を伸ばす力」(エドワード・L・デシ著)
「フロー体験入門」(M・チクセントミハイ著)
「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」(アダム・グラント著)
「選択の科学」(シーナ・アイエンガー著)
「ティール組織」(フレデリック・ラルー著)

今回も早朝から多くの方々に参加いただき、感謝です。

 

次回の朝活勉強会「永井塾」は6月5日(水)。「デザイン思考の出発点」がテーマです。
様々な企業様とお話ししていていると、「ウチもデザイン思考をやることになりました」という声をよく聞きます。
しかし一方で、「デザイン思考って、要はデザイン手法を活かして、いかにクールな商品を作るかということでしょ」と勘違いしている人もいます。
実際にはデザイン思考は、デザインの方法をビジネスの現場での問題解決方法に発展させたものです。
そこで次回は、デザインコンサルティング会社IDEOのエグゼクティブであり、デザイン思考の提唱者であるトム・ケリーの下記の本をテキストに、デザイン思考の出発点について考えていきます。

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