12月2日は、第46回の朝活・永井塾でした。今回もZoomでした。全国からのご参加をいただき、有り難うございます。
テーマは『オープン・イノベーション 「宝の持ち腐れ」から抜け出すために』でした。
私は大企業の商品開発エンジニアとお話しする機会が多いのですが、いつも二つのことに驚かされます。
1つ目は「こんな凄い技術を持っているんだ!」ということ。日本企業は凄い技術を持っています。
2つ目は、エンジニアの方々が社内に閉じこもって社外の人と会おうとしないため、そんな凄い技術が社外で全く知られておらず、使われもせずに、宝の持ち腐れになっていることです。
「実にもったいないなぁ」といつも思います。
社内だけでイノベーションを進める方法をクローズド・イノベーションと呼びます。「自前主義」とも呼ばれますが、現代では社内だけで成功させるのは難しくなっています。むしろアイデアを世の中とオープンにやり取りするオープン・イノベーションの成功確率の方が高いのです。
このオープン・イノベーションは、ヘンリー・チェスブロウ教授が提唱した概念です。
そこで今回の朝活永井塾では、下記をテキストに、オープン・イノベーションとは何か、その限界と課題は何かをご紹介し、さらに日本企業にとって現実的な解決策であるオープン・クローズ戦略について考えていきました。
「OPEN INNOVATION ハーバード流 イノベーション戦略のすべて」(ヘンリー・チェスブロウ著)
ご参加下さった皆様、有り難うございました。
【プレゼン部分】
またリアルタイムに参加できなかった方々には動画配信をお送りしました。
次回の朝活勉強会「永井塾」は来年1月6日(水)。
テーマは「意外と知らない サービス・マーケティング」です。申込みはこちらからどうぞ。