7月3日は、第89回の朝活・永井塾。テーマは『悪いヤツに騙されないための「影響力の武器」』でした。
私たちは自分で考えているつもりでも、実はかなり他人の影響を受けています。その仕組みと対処法を紹介した世界的なロングセラーが、米国を代表する社会心理学者チャルディーニの著書『影響力の武器』です。
本書にはセールスや募金勧誘業などへのリアルな潜入体験が盛りだくさん。だから説得力があります。
私たちは普段の生活で「思考の近道」を使っています。常に考え続けると疲れてしまうので、思考を省略してもいい時、人は簡便法を使うのです。
たとえば私たちが商品を買う時、品質が価格に見合うかを詳しく調べず「高いからいい商品なのだろう」というスイッチが入るのはその一例です。このおかげで私たちは、日々の生活で大量の判断が必要でも対応できます。
ただ中には、この思考の近道を悪用し詐欺まがいの方法で相手にイエスと言わせる者もいます。そこで本書は相手にイエスと言わせる戦術を心理学の原理に基づき分類して紹介しています。
私たちビジネスパーソンは、日々の仕事で常に交渉しています。 そこで今回の朝活永井塾では、下記の本をテキストに、相手の攻撃パターンを理解し、よりよき交渉をするためにも、「影響力の武器」から学んでいきました。
『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ著)
ご参加下さった皆様、有り難うございました。
【プレゼン部分】
またリアルタイムに参加できなかった方々には動画配信をお送りしました。
次回・8月7日(水)の朝活勉強会「永井塾」のテーマは『ビジネスの本質が学べるビジネスパーソン必読書 アダム・スミス『国富論』』です。申込みはこちらからどうぞ。