2017/2/17、秋田で行われたJTB 協定旅館ホテル連盟 北東北 3支部合同会議で講演しました。
この会議は、青森・秋田・岩手のJTB協定旅館ホテルの皆様が、さらに観光ビジネスを拡大させるために何をすべきかを議論するために行われた会議です。
私は阿智村を題材に、「お客様が買う理由」を作り、地域づくりを進めていくための考え方をお話しいたしました。
講演後は、パネルディスカッション。
ご提唱している「お客様が買う理由」に基づいて、「お客様が私たちの地域・場所に行く理由は何か」を事前に整理していただいた上で、各県で2件ずつ発表。どれも素晴らしい力作ばかりでした。
各チームの発表後、私はコメンテーターとしてコメント致しました。このような形で地域づくりの取り組みをまとめ、地域同士で共有するのは、とても有意義ですね。
講演には、数多くのご意見をいただきました。(アンケートより)
■私はやるぞ!がぜんやる気が出ました。考え方、進め方の整理の方法がわかった。自分がやろうと思って進めていることの自信が付きました。さらにスピードを持って実行したい。有り難うございました。
■拝聴した内容をほぼすべて自らの立場、職場に置き換えることで大いに参考、勉強になった。特にVRIOについては社内でのフィードバックとともに今後強く意識して業務改善や新たなチャレンジに活かしていきたい。また自らのモチベーションアップのために非常に貴重な機会をいただけた。ビジョンと人を創ることは、自分の役割でもあることを自覚させられた。
■失敗を恐れてはなりませんね。危機感→行動→そして志。この順序が大切。新しい気づきでした。
■思った以上の内容で話にひきこまれました。阿智村にも行ってみたくなりました。
■当館宿泊プラン作成の際にも「お客様が買う理由」を考えていきたいと思いました。
■成功するにはけっして諦めないということを強く感じた。また可能性(チャンス)は平等にあり、柔軟な考え方が必要であること。すべてに興味を持つことが大切であると思った。
講演の後は、懇親会に参加。多くの方々とご縁をいただきました。
この講演では、秋田キャッスルホテルに前泊しました。7階にあるレストランで朝食をとったのですが、なんと秋田城跡のお堀が凍っていました。
秋田の皆様には日常的な風景なのかもしれませんが、普段東京にいると滅多に見ることのない景色に目が奪われました。
このような機会をいただき、ありがとうございました。