9月8日は、第55回の朝活・永井塾でした。全国からのご参加をいただき、有り難うございます。
テーマは『流通チャネル戦略』でした。
商品を売る方法は、自分で直接売る以外にも様々な方法があります。ショップや問屋を開拓して売る、代理店経由で売る、ネットで売る、等々です。 このような商品販路をチャネルといいます。
このチャネルをいかに構成して、管理するかを考えるのがチャネル戦略。チャネル戦略はマーケティング・ミックス(4P)の重要な一つです。
チャネル戦略で、戦略の打ち手は増えますし、自社で販路をもたなくてもチャネル戦略を考えれば、販売力を強化できます。
しかし現実には多くの企業が、製品・価格・プロモーションの戦略は考えますが、チャネル戦略は放置されて手薄になっていることも多いのです。昔からの付き合いがある取引先の問題など、複雑な利害関係が絡んでいるので、ついつい後回しにされがちだからです。
だからこそチャネル戦略の見直しは、着手すると効果が上がりやすい施策でもあります。
そのポイントは「顧客視点」です。今さら言うまでもない、当たり前のことですが、現実にはほぼ小売店や問屋任せで、消費者が何を求めているかを全く把握していないメーカーの営業責任者は実に多いのです。
これではとても「顧客視点」とは言えません。
そこで今回の朝活・永井塾では下記の本を定番本にして、チャネル戦略変革のポイントを学んでいきました。
『流通チャネルの転換戦略』(V・カストゥーリ・ランガン著)
ご参加下さった皆様、有り難うございました。
【プレゼン部分】
またリアルタイムに参加できなかった方々には動画配信をお送りしました。
次回の朝活勉強会「永井塾」は10月6日(水)。
テーマは「ショッピングの科学 なぜこの店で買ってしまうのか」です。申込みはこちらからどうぞ。