「良き読者は、去っていく」….ネットコミュニティの不思議と怖さ


様々なタイプのネットコミュニティを経験したり、見てきたりして、気がついたことがあります。 

ネットコミュニティには、不思議なくらい、同じタイプの人達が集まるということです。

 

■ほのぼの系の人が主宰しているコミュニティには、ほのぼの系の人達が。

■人に細やかな気配りをする人が主宰するコミュニティには、優しい人達が。

■活発なタイプの人が主宰するコミュニティには、元気な人達が。

■鋭く世相を斬るタイプの人が主宰するコミュニティには、論客が。

■お金儲けを狙ったコミュニティには、一攫千金を狙う人が。

■エゴが強い人の回りには、同じようなエゴを持っている人が。

 

非常に多くの人達が繋がっていて、瞬時に情報が伝播していくネットの特性を考えてみたら、当り前のことです。

似たもの同士が集まるのですね。

 

だから、ブログを書く際に、自分が見て嫌だなというコメントがつくのを見たくないとしたら、自分自身が、他人が見て嫌だなと思われることを書かないこと。

考えてみると、簡単なことなのかもしれません。(それはネットに限らず、リアルな世界でも同じなのでしょう)

 

田坂広志先生は、「プロフェッショナル進化論」の中の「パーソナルメディアの戦略」で、以下のように述べておられます。

—(以下、p.97より引用)—

 いま、個人サイトやブログに、ときおり見受けられる「鋭利な批評」は、評者がどれほど「冷静で知的な批評」を装っていても、感受性のある読者には、それらの文章の奥から、その人物の「人間性」が透けて見える。その「人間性」が、行間から伝わってくる。

 では、その結果、何が起こるか?

 良き読者は、去っていく。

 そして、気がつけば、その個人サイトやブログには、その評者と似た「人間性」の読者が集まってくる。

—(以下、引用)—

ブロガーとして、常に肝に銘じておきたい言葉です。