8月中旬、AFPに「北朝鮮、ツイッターで新たなプロパガンダ攻勢」という記事が掲載されています。
この北朝鮮の公式ツイッター、IDはuriminzok(わが民族同士)で、こんな感じです。
記事が掲載された時点のフォロワーは数十人だったそうですが、9/12現在で10,000人を超えています。
記事によると、韓国政府は、このサイトへのアクセスをブロックしているそうです。
こちらの記事では、
韓国政府はこれらが国家保安法に触れると判断、韓国内で閲覧できない措置を取った。
これに対し、「わが民族同士」は1日付の論評で、「インターネットによる意思交換は一つの流れ」とし、「共和国(北朝鮮)のものなら何でも否定する。無知な妄動だ」と決めつけた。
北朝鮮が「インターネットによる意思交換は一つの流れ」と言うあたりが、とても興味深い展開ですが、同記事では、
米国務省のクローリー次官補は8月18日、自分のツイッター上のつぶやきで「北朝鮮がツイッターとネットの世界につながったことを歓迎する」としつつ、「北朝鮮政府はツイッターに参加したが、一般市民にも接続を許可する用意はあるのか?」と皮肉っている。
とも書いています。
このツイッター、ハングル文字でよく分らないので、グーグルで日本語に翻訳してみると、こんな感じ。→リンク
なんとなく何を書いているかが分りますね。
しかし、米国や韓国を批判するプロパガンダ活動に、米国IT企業のインフラを使うあたりが、とてもしたたかで、興味深く思います。
ところで、Facebookの「いいね!」ボタンを入れてみました。(まだ試行錯誤の最中)
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