「喫煙者は採用いたしておりません」という星野リゾート・採用サイト


星野リゾートの採用サイトが話題になっています。

大変申し訳ございませんが、
星野リゾートグループでは喫煙者は採用いたしておりません。
それが企業競争力に直結している課題であるからです。

ここに書かれているように、

・スタッフ本人の能力の問題ではなく、中毒症状という病理的な原因によるものであり、結果的に社員の潜在能力を低下させている

・「なぜニコチン中毒の社員だけを企業は優遇するのか」とアルコール中毒の社員が主張したら、従業員食堂の横に社員用のバーを設置するのでしょうか

確かに正論であると思います。

 

私が社会人になった頃は、今では考えられませんが、オフィスで普通にタバコを吸っていました。営業所等では換気が切れる夜になると、オフィスの向こう側がタバコの煙でモヤがかかる程。非喫煙者の私はとても苦しかったのを覚えています。

確かに喫煙者の権利も大切ではありますが、非喫煙者からすると、タバコの煙は本当に苦しいものです。

しかし当時のビジネスマンは、喫煙者が圧倒的マジョリティでした。

その後、喫煙室が出来、オフィスの外でしか吸えなくなり、今や星野リゾートさんのように「喫煙者は採用しない」とまで言い切る企業が出てきました。私の周囲でも喫煙者は激減しています。

考えてみれば、この20年間で時代は大きく変わったものですね。

 

 

「喫煙者は採用いたしておりません」という星野リゾート・採用サイト」への4件のフィードバック

  1. 本気でサービスするなら喫煙者はありえないですね。
    臭い従業員に対応されたら嫌だしw
    でも、時給の低いブルーカラーの仕事は残念ながら喫煙者が多い(統計的に喫煙者の方が収入が低い)
    飲食業だと、意識の低いアルバイトが多いので仕方の無いところもあるんだろうけど・・・喫煙者を排除しても人が集まるだけの魅力のある職場ってことなんでしょうね。

  2. 煙草は違法薬物ではありませんし「喫煙者は採用しない」というのはどうなんでしょう。
    「就業中(休憩時間も含む)は喫煙を禁じている」ならばともかく。
    (現実的には我慢できないでしょうから十分篩になると思います)
    採用の現場では明文化されていない条件はあるもので、明文化しただけ潔いのではありますが、
    同様の理屈付けで喫煙者以外の属性の希望者をはじくことも可能になってしまうので、
    これをもてはやすのはちょっと危ういような気がしてます。
    ちなみに私自身は嫌煙です。

  3. 大賛成。タバコは大嫌い。
    ただ、入社してから喫煙するようになった場合はどうなるのか気になる。
    誓約書を書いたとしても紳士協定だろうし、喫煙を理由に解雇は難しいと思われる。降格はありえるけど。
    もし、料理人にタバコを吸う人がいれば、致命的ですね。特に刺身。タバコのにおいで、せっかくの美味しい料理が台無しになる。
    星野リゾートは、チャレンジングな会社だと思う。
    そうした会社に入りたい。

  4. >「就業中(休憩時間も含む)は喫煙を禁じている
    これですめば問題はないでしょうね。
    もう皆わかっていることだけど、タバコは趣味ではなくて完全に麻薬ですから、我慢が出来ないのが問題なんだよね。
    趣味ですんでいる間は問題ないんだけど・・・実際ほとんどの人が我慢出来なくなっているのが現実です(^^;
    あとそこまで心配しなくてもいいと思うよ。性別や年齢と違って、どうしようもないことでもないし(喫煙するかどうかは自分で選択できる)そこまで気にしたら学歴での選考も駄目ってことになっちゃうしw
    違法でないならOKっといっても、中毒でまともに終業出来ないような人は採用しないってのは問題ないでしょう。

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