我々が知らない中国問題の一面


著書『暴かれた中国の極秘戦略』の宣伝で来日した中国人政論作家・袁紅冰氏が、10月31日に都内で行った講演会の内容が下記に掲載されています。

日中間対立、「民族問題ではなく 自由民主主義と中共強権との衝突」=袁紅冰氏

中共には経済危機存在しない・民主中国こそ日本の国益=袁紅冰氏来日講演(二)

–(以下、抜粋)–

今後、中共と他の自由民主国家の間で衝突を絶えないと思う。衝突の本質は中国人と日本人の間の衝突ではなく、中共独裁と自由民主社会との間の衝突、つまり全体主義と自由の衝突である。それをただ偏狭なナショナリズムとしか認識できなかったら、中国共産党の陰謀にはめられることになる。

…..

日本の読者に一つの事実を分かってほしい。今、2つの中国が存在している、一つは文化面ですでに滅亡した中国で、もう一つは中国共産党の暴政下に置かれている中国である。台湾、日本、世界中の他の民主国と衝突を起こしたのは、私の言った一つ目の中国ではなくて、中共暴政に制御されている二つ目の中国である。

–(以上、抜粋)–

今後、グローバル化していく世界を考える上で、中国の位置付けは必須です。

そこで何が起こっているのか、一つの考え方を知るためにも、一読しておくとよいかもしれません。

 

我々が知らない中国問題の一面」への3件のフィードバック

  1. 胡錦濤報告(中国共産党機密資料)
    「今回の資本主義世界の金融危機は、まさに始まったばかりで、今後も継続的に発展していくだろう。これは、資本主義の精神価値体系に大きな打撃を与えることになる。今回の危機は、マルクスが資本主義は必要的に周期的な危機を導き出すとした断定、レーニンが帝国主義は瀕死の資本主義だとした断定、マルクスと エンゲルスが社会主義は最終的に資本主義に勝利するとした断定がいずれも完全に正しかったことを証明している。ソ連・東欧大きな変化のあと、社会主義陣営は崩壊したと考える者もいる。こうした観点は欧州中心主義から出たものであり、彼らは中国共産党があることを忘れている。我々の党が政権を掌握しているかぎり、社会主義は崩壊することはない。訒小平同志はかって我々は『韜光養晦(今はがまんして来る日に備える)』すべしと指示した。一九八九年の六・四事件の政治的暴風のあとの険悪な国際環境のなかで、訒小平同志の政策決定は完全に正しかった。現在、十九年が経過し、我々は、六・四事件、特にソ連東欧の巨大 変化の不利な影響から脱け出して、戦略的発展期入ってきている。我々は、対外開放の度合いを強め、充分に経済・文化・社会の交流を進めて、世界各国に対して影響力を拡大しそれを強めていかなければならない。歴史上、西洋列強は砲艦とアヘンをもって中国を植民地にした。現在歴史は逆転し、我々は対外開放政策を通して、資本主義経済の危機という有利な歴史的機会を捉えて効果的な措置をとり、次第にかつての列強を社会主義中国の経済的、文化的な植民地に変えていくのである。かつて西洋が我々に対して行った植民地化の本質は、帝国主義による侵略であった。現在、我々が彼らに対して行う植民地化とは、共産主義の理想が腐敗し没落した資本主義に勝利し、最終的に共産主 義をもって全人類を解放するという偉大な歴史的使命を担っていかなければならない。この使命こそが来たるべき歴史的段階における党の政治的大戦略の核心なのである。『暴かれた中国の極秘戦略――2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?』(まどか出版刊)袁紅冰(えん・こうひょう/Yuan Hongbing)
    中国の著名な亡命作家。自由主義の法学者。詩人で哲学者。民主政治活動家

  2. 新唐人2010年11月2日付ニュース】台湾で大きな反響を呼んだ「台湾の大災難」。10月28日、日本語版の出版を記念して、作者による講演が東京で開催されました。作者は、日本に向けてどんなメッセージを送ったのでしょうか。
    北京大学の元教授で現在作家の、袁紅氷氏は、講演で「中国共産党は腐敗した政権を守るために、台湾の自由と民主を奪っており、2012年に台湾を統治する予定だ」と指摘。これについて袁氏は:「日本は自由の名の下に武士道精神を再建し、真理と自由の側に立ち、人類の自由のために貢献をすべきです」
    さらに,日本は共産党にとって台湾とインドに次ぐ、第3の目標だとも指摘し、もし日本が中国の拡張に抵抗できなければ、日本も同じ運命をたどると警告します。~
    詳細と購入はこちら(紀伊国屋書店BookWeb):
    http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4
    暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?(原題;台湾大劫難)  
    http://www.youtube.com/watch?v=e7BMNaIUmt4&%20feature=fvsr
    中国共産党政権による台湾乗っ取り戦略を描いた『暴かれた中国の極秘戦略』の著者で、­現在はオーストラリアへ亡命なさっている民主政治活動家の袁紅冰氏をお迎えし、内モン­ゴルに生まれ育つ中で中共による迫害に接してこられたご経験や、他の追随を許さない情­報網なども踏まえ、中国の対日戦略と今後の日中関係の展望について、永山英樹氏の通訳­でお聞きしていきます。
    ◆チャンネル桜公式HP
    http://www.ch-sakura.jp/

  3. 11月19日号の週刊朝日にものりました。
    【胡錦濤主席の仰天発言!?】
    「日本を植民地にする!」
     中国の最高権力者、胡錦濤国家主席は11月1日、訪仏を前に仏紙「フィガロ」のインタビューに応じ、「中国は拡張を追求しない」と覇権主義をきっぱり否定した。
     だが、中国から亡命した反体制派作家で、『暴かれた中国の極秘戦略』(まどか出版)を最近上梓した袁 紅冰氏は、「胡錦濤氏は、日本を含むかつての列強を、中国の植民地にするつもりです」
     と断言する。
     今も中国のさまざまな情報源を持つという袁氏の著書によれば、08年2月、胡主席は党・政府・軍の全権を掌握した後、北京郊外の地下深くにある軍事基地で演説し、党幹部らに野望を語ったという。
     非公開のその演説の一部が、著書に紹介されている。
    《歴史上、西洋列強は砲艦とアヘンをもって中国を植民地にした。現在歴史は逆転し、我々は資本主義の危機という有利な歴史的機会を捉えて、効果的な措置をとり、次第にかつての列強を社会主義中国の経済的・文化的な植民地に変えていくのである》
     袁氏によれば、この実現のために中国共産党が導入したのが「超限戦」戦略だ。通常の武力戦のほかに、外交戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、文化戦、心理戦、メディア戦など、さまざまな「戦争」のあり方を含む。軍人と非軍人を明確に区別せず、総力戦を展開する点が最大の特徴であり、脅威でもある。
     その戦略の総指揮官で、前のめりになっているのが胡主席なのだという。袁氏は胡主席を「冷酷無比の党官僚」で「権力亡者」だと評する。
     「89年にチベット自治区ラサで行われた僧侶たちの平和的デモを武力弾圧し、400人以上が殺されました。その彼に鄧小平は『中国の覇権のため、2012年までに台湾をどんな手段を使っても統一せよ。これは胡錦濤同志の仕事だ』と遺言を残しています」
     菅首相は「戦略的互恵関係」にこだわっているのだが。
                           ジャーナリスト・野村旗守(転載ここまで)

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