先日のオルタナブロガー定例会議では、大里真理子さんが講演されました。
残念ながら参加出来ませんでしたが、Twitterの様子や、参加者や大里さんご自身のエントリーで、その時の様子がうかがえます。
その中の一言が心に残っています。
「魔法のじゅうたんは、なかった」
大里さんのエントリーで、大里さんは、このように書いておられます。
留学前は、MBAを取得すれば魔法のじゅうたんを手に入れて、す~っと社長のポジションまでたどり着くような幻想をいだいていた。
ところが、現実はそのような魔法のじゅうたんは存在せず、目の前のハードルをひとつひとつ超えることこそが重要なのだ、と20年経つと思うようになった。(と話した)今の私からすると、「あの頃の私は何をあんなに焦っていたのだろう?」と正直思う。だが、あの焦って近道をしようとあがいていた私があってこそ、今の結局は遠回りした私があるのだなあと思ったのだ。
「魔法のじゅうたんは、ない」というのは、MBAに限らず、全てについて言えることなのだと思います。
しかし一方で、「魔法のじゅうたんを求める」こと自体は、決して悪いことではないと思います。
大切なのは、「魔法のじゅうたんはない」と分かっても、大里さんのようにあきらめずに努力し続けることなのではないかと思います。
■わずか数年で結論を出さず、目の前のハードルを超え続ける
■長い人生、誰でも一日なら出来ることを、ずっと毎日続ける
現在、力を持っている人達を見ていると、誰もがこれを愚直に続けていることを実感します。
トラックバックありがとうございます。
実はいまだに魔法のじゅうたんを求めてまして・・・オリンピックへの近道ないかなぁって(笑)
>>実はいまだに魔法のじゅうたんを求めてまして・・・オリンピックへの近道ないかなぁって(笑)
私、そんなマリコさんを尊敬しております。