昨年12月、「朝カフェ次世代研究会」でNPO法人かものはしプロジェクト共同代表・村田早耶香さんに、「カンボジアの子ども達の笑顔のために ~カンブリア宮殿、NHKで話題の社会起業家が語る~ 」と題してご講演をいただきました。→この時の講演の様子はこちら
19歳の女子大生だった村田さんは、東南アジアで起こっている児童買春のひどい現実に出会いました。
多くの場合は、ここで「ひどいことが起こっている」と共感して終わると思います。しかし村田さんはここで、具体的に行動を起こしました、
まず本当にこんなにひどいことが起こっているのかを自分で調べ、現実はもっとひどいことを知りました。そして大学の授業ジャックをして、このひどさを訴えて書名を集めるところから行動を起こしました。
様々な問題に直面しながら「かものはしプロジェクト」を立ち上げ、10年間継続して徐々に成果を生み出して行かれました。
村田さんのお話しから、「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力。この二つがあれば、世の中は変えられる」ということを学びました。
「これは私だけが知っているのはもったいない。是非会社の仲間とも共有しよう」と思いました。
幸い、私は日本IBMのソフトウェア事業で人材開発の仕事をしており、「朝塾」という社内早朝勉強会を行っています。
そこで昨日の朝、村田さんをお招きし、ご講演をいただきました。
早朝からオフィスに集まった参加者は約60名。直後に実施したアンケートからは、参加者の真摯な声が伝わってきました。
「まず自分で行動しよう」「まず自分が情報発信することが大切」というコメント多数でした。
「ものごとを変えるのは、強いパッションと、小さな一歩を踏み出す行動力」
私たちは忘れないようにしたいですね。
また、「永井さんがオープニングで村田さんをお招きした理由(「パッションと行動を学んで欲しい)を明確に伝えたので、今回の講演の意図がよくわかった」とのご意見もありました。1−2分程度でも、オープニングはやはり大切ですね。
ご講演をいただいた村田様、サポートしてくださった川口様には感謝です。