「100円のコーラを1000円で売る方法3」見本できました

昨日、中経出版様より見本をいただきました。こんな感じです。

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第一巻、第二巻、第三巻を並べると、それぞれの位置づけの違いがよくわかると思います。

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これは裏表紙です。

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ここからもわかるように、

第一巻は、「マーケティングの基礎=顧客中心主義への回帰」

第二巻は、「ビジネス戦略=過去の成功体験の脱却」

第三巻は、「イノベーション戦略=リスクへの挑戦と新たな顧客の創造」

….がテーマになっているということですね。

 

これまで出版した本を積んでみました。一冊一冊が、色々な方々とのご縁で出来上がった本です。有り難いことです。

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アマゾンにも昨日、「100円のコーラを1000円で売る方法3」の表紙画像が掲載されました。

 

出版は6月10日の予定です。下記は表紙からの抜粋です。

シリーズ完結!
現状維持は破滅。
新たな顧客と市場を創り出せ!
イノベーションからM&A、グローバル競争戦略まで1冊でつかめる!

イノベーションとリスクに挑戦しろ!
国内大手ライバル・バリューマックス社との市場競争を生き抜いた宮前久美と駒沢商会だったが、ついにグローバル企業の黒船が襲い掛かる。しかも、そのトップはかつての仲間であり師匠の与田だった。
彼女はグローバル競争のハリケーンが吹き荒れる日本企業で「新たな成長となるイノベーション」を起こすことができるか?

 

なかなか面白い内容になっています。

お楽しみに!

 

 

CAKES連載中「100円のコーラを1000円で売る方法」は週2回配信。サイトはここ

CAKES連載中の「100円のコーラを1000円で売る方法」の第三回目「アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? ?? 事業の定義 ?? (後編)」が昨日配信されました。

本連載は週二回、火曜と木曜に配信予定です。配信当日12:00-13:00はCAKESに登録していない方も、無料でご覧になれます。

サイトもできました。こちらです。

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火曜と木曜のお昼休みに是非チェックください。

 

 

2013-05-24 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

CAKES連載第2回「アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? —— 事業の定義 ——」

CAKESによる「100円のコーラを1000円で売る方法」連載の第2回目「アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? —— 事業の定義 ——」が配信されました。

「100円のコーラを1000円で売る方法」第一章の前半部分です。

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CAKESに会員登録している方は全部が、会員登録していない方も本日掲載分の前半が、ご覧になれます。(プロローグは全文公開されています)

また今回配信分は、5/21(火) 12:00-13:00に限り無料でご覧になれます。

 

今後、毎週火曜日と木曜日に配信予定です。

よろしくお願いいたします。

 

 

2013-05-21 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法 3」が6月10日に出版されます。アマゾンでも予約開始

完結編となるシリーズ第三作目が、6月10日に出版されます。

 

2011年11月に出版した「100円のコーラを1000円で売る方法」は、マーケティング戦略をテーマに、マーケティングの基本をご紹介しました。

主人公の宮前久美は商品企画部の主任、メンターの与田誠は商品企画部次長、ライバルの内山明日香はVM社のセールスでした。

 

2012年9月に出版した「100円のコーラを1000円で売る方法 2」ビジネス戦略をテーマに、競争戦略、仮説思考・論点思考、成功体験からの脱却などをご紹介しました。

主人公の宮前久美は商品企画部の課長、メンターの与田誠は商品企画部の部長に昇進、ライバルの内山明日香はVM社の商品戦略課長になり、バトルを繰り広げます。

 

2013年6月に出版する「100円のコーラを1000円で売る方法 3」イノベーションをテーマに、さらに様々な最新理論を分かりやすくご紹介しています。

主人公の宮前久美は商品企画部の部長、メンターの与田誠はグローバルのライバル会社社長に就任、内山明日香のVM社との壮絶な三つどもえの戦いになります。

 

アマゾンでも予約が始まりました。→こちら

よろしくお願いいたします。

 




 

2013-05-19 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法」、完全公開! … and, one more thing….

本日2013/5/16(木)午前7時から、「100円のコーラを1000円で売る方法」CAKESで順次配信されます。(CAKESはデジタルコンテンツ配信プラットホームです。詳しくはこちら)

本書のプロローグについては、CAKESに会員登録をしていない方もご覧になれます。

無料公開ということですね。中経出版さん、太っ腹です!

こちらからどうぞ。

こんな感じで、オリジナルの本書版に、コミック版の絵が挿入されている形になっています。

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本書をまだお読みになっていない方は、この機会に是非どうぞ。

 

加えて、もう一つニュース。

冒頭の紹介文で、サラッと下記文章が書かれています。

6月7日に『100円のコーラ』シリーズの完結編『100円のコーラを1000円で売る方法3』が刊行されます。そこで第1弾『100円のコーラを1000円で売る方法』を完全公開。 …..

そうなんです。ついに完結編が来月上旬に出ます。

詳しくは追って当ブログでご紹介します。お楽しみに〜。

 

 

2013-05-16 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」の中国語繁体字版(台湾版)「贏回你的人生!一年額外創造2313小時的時間投資組合法則」

2年前に上梓した「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」の中国語繁体字版(台湾版)が、昨日家に届きました。

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タイトルは、Google翻訳で類推したので間違っているかもしれませんが、「あなたの人生を取り戻せ!1年間で2,313時間を作りだす時間投資のルール」という意味のようです。なるほど…!

坂本さん、大木さん、永井千佳さんのコラムもしっかり入っています。

私の本で、台湾で販売されている2冊目の本になりました。

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中経出版様はじめ、皆さまに感謝です。

 

 

2013-05-15 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「学びが目的。ストーリーは手段」

「100円のコーラを1000円で売る方法3」の執筆も一段落し、次の本のストーリーを考え始めています。

 

私がストーリーで本を書くのは、難しいテーマを理解しやすくするためです。

ストーリーでなく解説主体で書くことも可能ですし、その方がより詳細な理論をご紹介できるでしょう。でも意外と頭に残らないのですよね。

しかし物語形式で書くと、記憶に残ります。

「マーケティングってとっつきにくいと思って敬遠していた」という人も、マーケティングの面白さを感じていただけます。

 

そこで「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズは、「マーケティングの学び」を目的に、実ビジネスでマーケティング理論がいかに役立つかを理解いただく手段としてストーリーを作りました。

そして消化しやすいように、ストーリーはなるべく面白くしました。ただ、あくまで「マーケティングの学び」が目的で、ストーリーは手段。ですのでストーリーは凝らないようにしました。

 

ストーリーに凝り始めると、読者はストーリーを理解する方に頭を使ってしまいます。

しかし目的は学び。ストーリーはあくまで手段なので、「マーケティングの学び」に頭を使っていただけるように構成すべきなのですよね。

  

でも新たにストーリーを考えようとすると、不思議なことについストーリーに凝りたくなってしまうのですよね。これは危険な誘惑です。

しかし読者の方々に、「仕事の学び」とは関係ない部分で貴重なお時間を使っていただくのは、本末転倒です。

それに私は、ビジネスパーソンとして仕事の専門家ではありますが、ストーリーを作る専門家ではありません。凝った面白い話を作ろうとしても、それは自分の身の丈を越えた世界。自分にはその力量もまだまだありません。

 

自分は小説家ではないので、勘違いせず、

 「学びが目的。ストーリーは手段」

ということは、改めて肝に銘じて、考えていきたいと思います。

 

 

2013-05-09 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

コミック版「100円のコーラを1000円で売る方法2」、いよいよ始動(一部、ゲラを先行公開)

「100円のコーラを1000円で売る方法2」のコミック版が、いよいよ動き始めました。

ゲラを見せていただきましたが、主人公の宮前久美、与田誠、ライバルの内山明日香に加えて、ロンロンや清水専務、駒沢社長、東海林社長といった新キャラも加わって、とっても面白いことになっています。

昨晩いただいたゲラのプロローグから、特別に宮前久美と内山明日香の対決の様子をご紹介します。

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こちらは第一章の最後から、主人公の宮前久美がキレて、井上クンとロンロンが恐れおののくシーン。

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もちろん、作者はコーラ1コミック版と同じ阿部花次郎さんです。相変わらずいい切れ味です。

これはまだドラフトで、これを元に仕上げるわけですね。キャラ設定、取材、下書き、仕上げと、とても手がかかっています。

漫画を描けるということは素晴らしい才能ですね。このようにして自分の書いた本を漫画にしていただけるということは、本当に有り難いことです。

秋口には店頭に並ぶ予定です。楽しみです。

 

 

2013-04-25 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

コミック「重版出来!」….本はたくさんの人たちの手を渡って届いている

友人である河野英太郎さんのご本を担当している編集の石塚さんにご紹介をいただき、松田奈緖子著「重版出来!」を読みました。

「重版出来」は「じゅうばんでき」ではなく(実は私もそう読んでしまいましたが)、「じゅうはんしゅったい」と読みます。本が売れて増刷がかかることを「重版出来」というのです。

この本はコミックです。コミック週刊誌の編集部と営業部を舞台に、あるコミックの単行本が重版出来するまでのさまざまな人たちの思いを描いています。

帯にはこのように書かれています。

『編集者から書店員までのチーム戦!!!

新米編集者が味わう漫画リアル奮戦記!
チームで漫画を仕掛ける戦略、矜持、涙、興奮。
本気の醍醐味、極上の元気をあなたへ贈ります。

この漫画、売ります!!』

 

また作品の最後に、新人編集者である女性の主人公が、一緒に店舗営業をした先輩営業に、このように語っています。

—(以上、引用)—

あの…あたし、
今回初めて知りました。
自分の手にする単行本は、
たくさんの人たちの手を渡って届いているんだって。

「作品」であり、
「商品」であり、
「想い」なんだって。

—(以上、引用)—

実際に私たちが手にして読んでいる本も、すべてこのようにして私たちの手元に届き、読まれているのですね。

改めて、実にたくさんの方々のおかげで本が生まれて、世の中に出回っていることがよく分かりました。

 

実は著者の立場で見えるのは、このような方々のご努力のほんのごく一部なのです。本当にありがたいことです。

読んでいて、ジーンと感動する本です。

 

ちなみに本書も「重版出来」したそうです。おめでとうございます!

さらに第2集が9月に出るとか。楽しみです。

 

 

2013-04-24 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

本を書く作業は、かなり集中力を要すると再認識

2−3ヶ月前に新著を脱稿したのですが、また本を書いています。と言っても、新しい本ではなく、随分前に書いた本を書き直しています。

本を書くという作業はかなり集中力を要することを改めて実感します。

私の場合、「できる限り分かりやすく書く」方針で書いています。しかし文章がある程度の長さになると、どうしても分かりづらい文章になってしまうことがあります。

分かりづらい文章を、いかに分かりやすく書き換えるか?

文章の論理構造を分解し、つなぎ合わせ、消し込んで、「ああでもない」「こうでもない」と考えます。2−3時間も集中すると結構グッタリします。

 

2年前のGW休みでは、この3時間の集中を1時間の休みをはさんで一日2回実施し、それを6日間続けて一冊の本を書きました。この時の疲れは、その後の数週間取れませんでした。

今は主に週末に書いています。

ウィークディの仕事に影響を出さないためにも、あまり過度な疲労を残せません。ですので平日に書く時間はあまり沢山取らないように、1−2時間程度に留めるようにしています。

 

不思議と、毎日書くブログではあまり疲れることはありません。

恐らく、20分程度で書いていること、そして短い文章で頭に浮かんでいることを話し言葉で書いているからかもしれませんね。

 

書籍向けに、長い文章を分かりやすく書くのは、まだなかなか慣れません。まだまだ修行です。

 

 

2013-04-17 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

レジェンド財団で講演させていただきました

昨晩はレジェンド財団で「ビジネスパーソンの出版戦略」について講演をさせていただきました。

金曜日19:00開始という時間にもかかわらず二十数名の方が参加いただきました。

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「ビジネスパーソンの出版戦略」はこれまで10回近くお話しをしています。

何回か作りかえていて、今回の資料でお話しをするのは、朝カフェ、多摩大学大学院公開講座に続いて、3回目。

参加された皆様からは沢山のご質問をいただきました。

4月20日から始まる多摩大学大学院・講義の準備をする上で、皆様のご質問で沢山のヒントをいただきました。ありがたいですね。

講演では、「積極的に情報発信をするとさらに多くの情報が返ってくる」というお話しをしているのですが、まさにそのことを実感できた講演でした。

 

私の講演の後は、鶴岡秀子さんが登壇され、起業のお話しをされました。

1枚のチャートでパワフルに話を展開されるスタイル、自分の想いやパッションを伝えるご講演、とても参考になりました。

今回のお話しを下さった松山真之助さんには、感謝です。

 

 

2013-03-30 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

多摩大学大学院・講義「ビジネスパーソンの出版戦略」紹介ビデオ

4月から多摩大学大学院で担当する講義「ビジネスパーソンの出版戦略」を紹介するビデオを、昨晩、多摩大学大学院事務局で収録していただきました。

帰宅したところ、早速Facebookの「多摩大学経営大学院mbaプログラム」に掲載をいただいていました。さすが対応が早い!

収録は3分間ですが、ビデオ収録はなかなか難しいものですね。

原稿を読み上げる訳にもいかないので、原稿を覚えて、カメラの向こうにいる人に語りかけるイメージで話してみました。

最初はなかなかうまくいかず、撮り直し4回目でなんとかご覧に入れられるものができました。それにしても「えー」が多いですね。反省です。

最初の講義は4月20日で、8月まで続きます。いい講義にしたいと思います。

  

なお、この講義の概要は、3/29(金)19:00に松山真之助さんのレジェンド財団でお話しをさせていただきます。→リンク

場所はKIT虎ノ門大学院、申込み受付中です。ご興味がある方は是非どうぞ。

 

 

2013-03-26 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「バリュープロポジション戦略50の作法」、書店で販売

昨年の夏、有隣堂・横浜西口様から連絡がありました。

「2011年3月に自費出版した「バリュープロポジション戦略50の作法」を店頭販売したい」とのありがたいご依頼でした。早速50冊をお送りしました。

そして先日、有隣堂・横浜西口様から再度の連絡がありました。

この本が完売したので、追加を送って欲しいとのこと。

併せて「有隣堂たまプラーザ店でも取り扱いたい」との嬉しいお知らせ。

実は有隣堂たまプラーザ店はウチから歩いて10分です。

早速、50冊追加で納品させていただきました。(自費出版なので、在庫管理や発送は自分でやっています)

 

ということで、昨日近所の有隣堂に立ち寄った際にこのことを思い出し、書籍検索システムで探したところ….「在庫がある」との表示。

その場所に行きました。こんな感じです。

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….見つかりません。

目を皿のようにして2回程上から下まで探しましたが、どうしても見つかりません。

「在庫ありでも、ないこともあるんだなぁ」と思いながら探していると、….3回目にやっと見つけました。

こんなところにありました。

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薄い本ですから、見つけにくいのですよね。

 

それにしても、自費出版で出した本を一般書店様で取り扱っていただくのは、とても嬉しく、感無量です。ありがとうございます。

 

 

2013-03-16 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

レジェンド財団で「ビジネスパーソンの出版戦略」の講演をします

松山真之助さんが理事を務められるレジェンド財団で、「ビジネスパーソンの出版戦略」の講演をさせていただくことになりました。

レジェンド財団のサイト

講演日時:2013年3月29日(金)19:00-21:00

なんとレジェンド財団・代表理事の鶴岡秀子さんとのダブル講演です。

ご興味のある方は、是非どうぞ。

 

 

2013-03-07 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版」、コンビニ販売開始

「100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版」ですが、最近コンビニでの販売を開始いただきました。

昨晩、近所のセブンーイレブンに立ち寄ったところ、….ありました。

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皆様のお近くのセブンーイレブンにも置いてあるかもしれませんね。

 

 

2013-03-02 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

昨晩、多摩大学大学院・公開講座「ビジネスパーソンの出版戦略」を行いました

こちらでもご案内の通り、昨日19:00から多摩大学大学院・品川キャンパスで「ビジネスパーソンの出版戦略」と題して90分の公開講座を行いました。

2013年4月春学期に同タイトルの講義を担当させていただくのですが、その内容を入学を検討されている方々に公開講座でお話しをさせていただいたものです。

木曜日の夜19:00にも関わらず、50名程の方々が参加されました。ありがたいことですね。

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この前日に「朝カフェ次世代研究会」で講演いただいた松山真之助さんもご参加いただきました。松山さんからも写真をいただきました。

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お話ししたのは、1月16日に「朝カフェ次世代研究会」でお話しした内容をベースに、さらに大学院講義用の内容を追加したものです。

SlideShareで講演資料を公開しましたので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。

 

 

「99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ」著者の河野英太郎さん+編集のお二人と、お食事会

「99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者・河野英太郎さんは、私の勤務先(日本IBM)の同僚です。

この本、現時点で34万部の大ベストセラー。さらに発売後1年が経過した現在もベストセラー・トップ10を爆走中。商品寿命が非常に短くなっている現代でこれは凄いことです。

私とは干支がちょうど一回り若い河野さんですが、現在、会社で大きな責任ある仕事を任され、仕事でも大活躍中です。

 

一昨晩、その河野さんにセットアップをいただき、河野さんの本の編集を担当されたディスカヴァーの石塚さんと、私の本「100円のコーラを1000円で売る方法」を編集いただいた中経出版の谷内さんの4名で、恵比寿のフレンチ「マッシュルーム」でお食事会をしました。

名付けて「100と99の会」(石塚さんのナイスなネーミング)

4人で写真を撮ってみました。

Photo

 

河野さんと、編集の石塚さん・谷内さんとのお話しは、とても楽しいものでした。

これから色々と新しい展開ができそうで、楽しみです。

 

 

 

2013-02-15 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

多摩大学大学院・公開講座「ビジネスパーソンの出版戦略」の案内が、日経BPムックに掲載されました

昨日発売の日経BPムック「課長塾 部下育成の流儀」に、2/21(木)に多摩大学大学院で行う公開講座の案内を掲載いただきました。

な、なんと1ページです。

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今年1/16の朝カフェ次世代研究会で講演させていただいた「ビジネスパーソンの出版戦略」を、より大学院向けに深掘りした内容です。

こちらのサイトから申し込めます。参加費無料です。もし参加ご希望の方がtおられましたら、是非どうぞ。

 

 

 

2013-02-13 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

著書が名刺に

しばらく内勤が続いていたのですが、今年に入って業務範囲が拡大したこともあって、ここ数週間はお客様やパートナー様周りが増えています。

以前は毎日のようにお客様のオフィスにお伺いしていました。やはりお客様やパートナー様とお話しすることで、学べることはとても多いですね。当たり前ですが、会社の中にいては決して分からないことばかりです。自分たちで立てた仮説を色々と修正しています。

 

このご挨拶の際に、名刺代わりに「100円のコーラを1000円で売る方法」「同2」をお持ちして、差し上げるようにしています。

大変有り難いことに、多くの方々が「書店で見かけたことがある」とおっしゃって下さいます。

確かに著書は名刺になる、と実感します。

 

これでまたご縁が拡がるといいなぁ、と思います。

 

 

2013-02-08 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

ビジネスパーソンの出版戦略・基本概念

これまで色々なところでお話ししてきた「ビジネスパーソンの出版戦略」ですが、なるべくシンプルに基本概念をまとめたいと思っています。

結局、突き詰めて考えてみると、…..

 

プロフェッショナルとして仕事を行い、仕事の学びを得る

→仕事の学びを執筆する

→執筆(情報発信)からの学びを、さらに仕事に活かす

このサイクルをグルグルと回し、まるで螺旋の階段のように平すら愚直に積み重ねる。

そしてこれを積み重ねることで、仕事+執筆の大きな相乗効果を生みだし、社会貢献をしていく。

 

絵にするとこんな感じになるのではないか、と思います。

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Businesspersonpub1

もう少しチューンナップして、こちらでご紹介した2/21に行われる多摩大学大学院の公開講座でお話しできるようにしたいと思います。

 

 

2013-02-06 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法」の時系列トレンドデータで分かった、興味深いこと

Google Trendで、「100円のコーラを1000円で売る方法」の検索キーワードがどのようなトレンドで検索されているかを調べてみました。

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ちなみに本書シリーズの発売日は次の通りです。

「100円のコーラを1000円で売る方法」 2011年12月
「100円のコーラを1000円で売る方法2」 2012年9月
「100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版」 2012年12月

見事に発売日ごとにピークがありますね。

そしてシリーズを重ねることに検索キーワードは増えるトレンドにあるようです。

続編もそのうち出ますし、コミック版もまた出るでしょうから、このトレンドが是非続けばいいなぁ、と思います。

 

 

2013-02-02 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

2/21(木)の夜、多摩大学大学院品川キャンパスで、公開講座「ビジネスパーソンの出版戦略」を行います

今年4月から、多摩大学大学院で講義「ビジネスパーソンの出版戦略」を担当させていただくことになりました。(会社の仕事は継続します)

当ブログでも何回か書いていますように、これまで企業のインサイダーだったビジネスパーソンが積極的に個人として社会へ情報発信することは、よりよき社会を実現することに繋がります。

そこで当講義は、いわば「会社員のための出版道場」として、仕事の学びを出版するための戦略・心得・具体的な方法論を、講義とワークショップで学んでいきます。

 

この4月からの講義に先だって、2月21日(木)の夜、多摩大学大学院・品川キャンパスで公開講座を行うことになりました。

今回の公開講座では、現役ビジネスパーソンが本を執筆する意味と、出版するための戦略について、事例を交えて考えていきます。

詳細はこちらにあります。

ご興味がある方は是非お越し下さい。

 

 

2013-01-29 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法」の韓国版「천원짜리콜라를만원에파는방법」が届きました(写真あり)

昨日ご紹介した台湾版に続き、韓国版が昨日自宅に届きました。

表紙はこんな感じ。

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裏表紙はこんな感じ。

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中身はこんな感じ。

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台湾版は何となく何が書いてあるのか分かりますが、ハングル文字だとさすがに全然分かりません。

でも世の中便利になったもので、Google翻訳を使うと韓国の方々が書いた書評を読むことができます。こんな感じです。

結構使えるGoogle翻訳で、韓国語版「100円のコーラを1000円で売る方法」(韓国名"천원짜리콜라를만원에파는방법")の読者感想を読んでみた

台湾版、韓国版の出版にご尽力下さった皆様、ありがとうございました!

  

 

2013-01-24 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法」の台湾版「百圓可樂如何賣千圓」が出来ました!(写真あり)

昨晩、自宅に届きました。

表紙はこんな感じ。

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裏表紙はこんな感じ。何とご推薦もいただいています。

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ちなみに中身はこんな感じになっています。当然漢字ばかりです。

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台湾のサイトをチェックしたところ….ありました!

その1

その2

このように沢山の方々にお読みいただけるのは、本当にありがたいことです。

 

 

2013-01-23 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

時間管理術よりも、「本当に好き」が大事なのかも

昨日の朝カフェの講演で、改めて思ったことです。

質疑応答の時間で、「本業が忙しい中、タイムマネジメントがなかなかできずに本が書けないで、ともすると心がくじけそうになる時、どうするんですか?」とご質問をいただきました。

私の場合、いわゆるタイムマネジメント術よりも、おそらく「書くこと自体が好きだから、何とか無理矢理にでも時間をやりくりして作るので、心がくじけない」ということなのかなぁ、と思います。

 

私は仕事は結構抱えている方だと思いますが、その一方で、いつも勤務先から与えられた有給休暇を目いっぱい消化します。GWや夏休み、年末年始は長めの休みを取り、毎年1−2日残してその年に使える有給枠をほぼ使い切ります。

しかし一方で、ここ2年間程、1日以上ボーっとしたことがほとんどありません。

実は土日祝日と長めの休みはずっと本の執筆をしています。執筆をしていないときは次回作の原案を作るために本を徹底的に読んで材料を仕込んでいます。

こんな休みを過ごした翌日は、通常の会社勤務です。

ということで、ボーッと過ごす時間はほとんどありません。

 

仕事を続けた後に、執筆作業を続けて、また仕事に戻る、という繰り返しを最近は2年間続けているので、傍目には大変に見えるかもしれません。

でも実は、本を書いたり構想を考えたりするのが結構好きなので、このような休みの過ごし方が自分はとても楽しいのですよね。

 

自分ならではの夢中になる趣味やライフワークをお持ちの方は多いと思います。

例えばゴルフが趣味の方は、前の晩遅くなっても、土日の朝まだ暗い時間からゴルフ場に繰り出すのは苦にならないと思います。

ユーミンの曲でも、「寝坊できる休みの日にも、なぜ慌ててとんでいくの?そんなに夢中にさせるもの、のぞいてみたい・・・今日 はじめてみた あなたがまぶしい 草野球」という曲がありました。

「ゴルフや草野球をする時間が見つけられないので、心がくじけそうになる….」ということはあまりないように思います。

むしろなかなか休みが取れない状態が続いても、休みになったら「待ってました」とばかりに没頭するのではないでしょうか?

私の場合も、なかなか本を書く時間が取れないことが続くこともあります。しかしそんな忙しい後に数日間まとまった時間が取れると、….これはもう「待ってました!」とばかりに本を書き始めます。ゴルフや草野球と同じですね。

ですので、好きなことをやるために時間を見つけている、というのが一番正しく表現しているのかもしれません。

 

ということなので、本を書くならば、好きなことを書くのが一番よいのでしょうね。

 

 

1月16日開催、第38回「朝カフェ」は、永井の「ビジネスパーソンの出版戦略」をお話しさせていただきました #asacafestudy

昨日2013/1/16の朝カフェは、私・永井より「ビジネスパーソンの出版戦略」をお話しさせていただきました。

既に大木さん小川さんのブログでも紹介いただいています。ありがとうございます。

実はこのテーマで朝カフェでお話しさせていただくのは、今回で4回目です。

2010/04/14 『電子書籍時代のビジネスパーソン出版戦略』
2011/04/13 『「バリュープロポジション戦略50の作法」の作り方』
2011/12/14 『会社員しかできない本の執筆術』

毎回新しい学びを取り入れて内容をバージョンアップしてきています。

「ビジネスパーソンが仕事の学びを発信し続けることで、社会はより発展していく」という想いで、このようなお話しを続けさせていただいています。

 

私は今の勤務先に28年前に新卒入社した普通の会社員です。勤務先では普通に中間管理職をしています。

その一方で2008年の自費出版から始めて、これまで8冊の本を出版して参りました。

元々は、2006年に"Give Back活動"、つまり諸先輩方から学んできたことを社会にお返ししようと思ってブログを書き始めたのがきっかけです。その後、なかなか本を出版する機会に恵まれず自費出版したり、自費出版の本がきっかけで出版社様からお声がけをいただいたり、また自費出版したり….ということをしながら現在に至っています。

 

出版することで、メディアに掲載いただいたり、講演の機会をいただいたり、….とご縁も広がりました。

また出版して新しい本が自宅に届くのは、これはもう無条件に感激するものです。

 

一方で改めてふり返ってみると、このようにして自分がチャレンジしてきたのは、実はビジネスパーソン共通の悩みなのではないか、と思います。

先日のブログ『「ビジネスパーソン2.0」という考え方』でも書かせていただいたように、ビジネスパーソンのあり方が変わってきているからです。

時代が「会社=自分」ではなくなって、自分としていかに生きるかを模索していたのですね。

 

一方で、ビジネスパーソンは「執筆にかけられる時間」「文章力」「ストーリー構想力」では、絶対にプロの作家にかないません。

しかし一方で、プロの作家がどうしてもビジネスパーソンにかなわないことがあります。

それは「ビジネスの経験」です。

そしてここで問われるべきは、「自分は、読者に高い価値を届けられるビジネスパーソンか?」ということ。

そして次の5つの力を付けることができれば、ビジネスパーソンも本を書けると思うのです。

1.ビジネス力
沢山の学びが隠れている日々の仕事を、いかに抽象化するかがカギです

2.文章力
不特定多数に向けて文章を書く力。この力を付けるにはブログが最適です。

3.構想力
一方でブログを完璧にかける文章力があっても本は書けません。3000文字のブログと10万文字の本は違います。だから10万文字分のコンテンツを組み立てられる構想力も大事。

4.出版力学の理解力
出版社や編集者がどのように判断して行動しているのかを理解する力も大切です。

5.タイムマネジメント力
多忙な中でいかに執筆する時間を捻出するか?実際にはビジネスの基礎力でもあります。

 

経験から多くを学んだビジネスパーソンであれば、これらを身につければ、出版は可能です。

 

より多くの人が本を書けば、よりよい社会が生まれると思います。今回は朝カフェで4回目のお話しでしたが、日々学びを取り込んでバージョンアップしておりますので、また将来、新しいお話しができればと思っております。

Twitterでも多くの方々からコメントをいただきました。ありがとうございました。

 

次回、2013年2月20日の朝カフェは、松山真之助さんに「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」というテーマでお話しをいただきます。

今回のビジネスパーソン2.0とも通じる話ですので、とても楽しみです。

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

 

次回作執筆中

年末から年始にかけて、次回作を執筆中です。

夏期休暇中に1回書き上げていた原稿を4ヶ月ほど寝かせて、再度見直して書いています。

面白いなぁと思ったのは、やはり4ヶ月寝かせてみると、客観的に自分の原稿を読むことができ、色々と粗が見えるということ。この4ヶ月間に新たに学んだことや講演でお話ししたことも取り込んで、チューンアップしています。

やはりアイデアを寝かせることは、大切なことなのですね。

 

加えて4ヶ月の間に世の中の状況も変わっています。特に次回作では実在のITサービスやグローバルの動きを取り込んだものになっているので、その辺りの動きを反映しています。

 

まずはドラフト原稿を改めて読み込んだ上で、関連資料を読み込み、新たに原稿に反映できる資料の棚卸して、修正点をまとめる、という作業を行っています。これに丸2−3日かけて原稿完成のためにやるべきことを決めます。実際の執筆に入るのはそれからです。

 

3連休が終わり今日から年末の仕事に戻りますが、大晦日までになんとか仕上げて、できれば年が明けた年始休みには、次々回作のストーリー作りに取りかかりたいところです。

 

 

2012-12-25 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「王様のブランチ」2012年・年間ランキング・ビジネス書部門第1位に、『100円のコーラを1000円で売る方法』が!

なんと、今年2回目の「王様のブランチ」、驚きました。→リンク

こんな感じで紹介いただきました。

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コミック版も併せて紹介いただきました。

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ご紹介下さったTBS様、中経出版様に感謝致します。

 

 

2012-12-23 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

コミック版「100円のコーラを1000円で売る方法」の新聞広告

12/17(月)の日本経済新聞に、コミック版「100円のコーラを1000円で売る方法」では初の新聞広告を掲載いただきました。

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全3冊を掲載いただいた広告は、今回が初めてです。ありがたいですね。

 

実はこのコミック版、原書の「100円のコーラを1000円で売る方法」に新たに追加した箇所があります。

それは全10章それぞれに新たに書き起こした3ページの解説。(合計30ページですね)

この解説を飛ばしてコミックだけをすいすい読む方法もありますし、各章毎に解説を読んで再度じっくり消化いただく方法もあります。

 

漫画家の阿部花次郎さんのおかげで画のクオリティは高いですし、原書を読了するには2時間かかるところ、コミック版だと30分程度で読了できます。

書店で見かけましたら、ぜひお手に取って見ていただければと思います。

 

 

2012-12-19 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法」、なんと2012年年間・単行本ビジネス書で日販様調べ3位/トーハン様調べ2位に!ありがとうございます

2012年 年間ベストセラー(2011/12/1-2012/11/30)が発表されました。

半年前にこちらで書かせていただいた通り、2012年上半期、「100円のコーラを1000円で売る方法」は単行本ビジネス書で日販様調べ2位/トーハン様調べ3位でした。

なんと年間でもこのような結果になりました。

トーハン様、 単行本ビジネスで2位
(トーハン様調べ、集計期間:2011.12~2012.11)

日本出版販売様、単行本ビジネスで3位
(日販様調べ、集計期間:2011.12.01~2012.11.30)

 

たまたま著者ということで私の名前が出ていますが、4年前に初めての本を書き上げた頃からサポートしてくださっている皆様、編集の谷内さん・田中さん、中経出版の皆様、さらに私の執筆活動を快く支援し、応援してくだっている私の周りの全ての皆様のご協力の賜物です。

本当に有り難いことです。

また何よりも、貴重なかけがえのない時間を使って本書をお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

この場をお借りして、改めて深く感謝申し上げます。

 

 

2012-12-04 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法」予約受付開始

アマゾンで予約受付を開始しました。(本日時点で、アマゾンのサイトにはまだ表紙画像はありません)

最終原稿をチェックしていますが、宮前久美・与田誠のやり取りを絵で見ていると、やはり文字で見るのと比べてリアリティがありますね。

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販売開始は12月11日です。お楽しみに。

 

 

 

2012-11-10 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

【画像あり】「100円のコーラを1000円で売る方法」コミック版、12月発売。プロローグも先行公開

「100円のコーラを1000円で売る方法」のコミック版が12月に刊行される予定です。

宮前久美と与田誠の絵も本邦初公開。

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まさに私自身がイメージしていた宮前久美と与田誠そのもの。漫画家の阿部花次郎さんの画力には敬服です。

こちらではプロローグも読めます!

 

漫画を読んで改めて感じますが、短い時間で要点を理解出来る漫画の力は素晴らしいですね。

発売が楽しみです。

 

 

2012-11-03 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法」「同2」Kindle版あります!

「100円のコーラを1000円で売る方法」「同2」がKindleストアで販売されています。

既に川原直子さんにもご紹介いただきました。お読みいただき感謝です。


両方とも電子書籍化されていたのですが、今回のKindleストア開設と同時に、本書のKindle版も提供いただいたということですね。

ありがとうございました。

 

 

2012-10-30 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

ブログをまとめただけでは本を書けない。ではどうするか?

2008年、私は初めての著書「戦略プロフェッショナルの心得」を自費出版しました。

本書を書くのはとても大変でした。

 

当時は当ブログを書き始めて2年が経過した時期。マーケティングを中心に累計投稿数も500件を超え、そのうち数十件以上はてぶされたエントリーも何件かありました。「これらをまとめたら、すぐに本になる」と考えていました。

そこで1ヶ月ほどかけてブログの全投稿を棚卸しし、整理分類してテーマごとに並び替えて再構成し、一通り書き直しました。

当初はこれで本になると思っていたのですよね。

 

しかしこうして出来た原稿は、一冊の本にはほど遠いものでした。

一冊の本として一貫したメッセージがなかったのです。

そもそも最初からバラバラなパーツを寄せ集めても一つのものにはならない。当たり前のことですね。

さらに自分は2年間かけて一貫したテーマを書いているつもりでも、言いたいことは徐々に変化していきます。一つにまとめても矛盾が至るところにあるのです。

結局3-4ヶ月かけて書き直しして、やっと本が出来ました。

 

2011年に中経出版様から出版した「残業3時間を朝30分で片づける仕事術」は、逆の方法を取りました。

まず本書の狙いとターゲット読者に基づきメッセージ(=「残業3時間を朝30分で片づける仕事術を紹介する」)を決め、そのメッセージを伝えるために必要な要素(=章立て)をいくつかに分けて、各章で言うべきことを定義する、という作業を2週間かけて行いました。

その後、各章を書いていきました。その際にブログで書いた内容で活用出来るものは適宜手直しして流用しました。

生産性が高い朝時間を活用したこともあって、GW休暇の1週間で初稿を書き上げました。

 

この二冊の経験で学んだのは、「ブログをまとめただけでは、本にはならない」ということです。

2000-3000文字のブログと、10万文字の本では、50倍というそのボリューム以上の大きな差があるのです。

ブログは「不特定多数の人達に対して文章を書く」という修練をする上で非常に役立つ手段です。文章力も鍛えられますしテーマ深掘りもできます。

本の中ではそれらはとても重要です。しかしあくまでもパーツです。パーツだけでは本は出来ません。

例えてみれば50回分のブログを延々と読まされるようなものです。ちょっと読むのは大変ですよね。

ですから全体を貫く一つのメッセージと、そのメッセージを構成するストーリーが必要なのです。

逆に10万文字分のストーリーを作る力があり、かつあるテーマでブログの蓄積があれば、本を書くことは可能なのだ、ということなのでしょう。

 

 

2012-10-01 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法2」の解説YouTube

今年2月11日に、内田晋平さんが作成して下さった『「100円のコーラを1000円で売る方法」の解説YouTube』を当ブログで紹介させていただきました。→リンク

内田さんはこの本の解説YouTubeを作ったのはこれが初めてだったそうですが、その後も続けて色々な本の解説YouTubeを公開されてきました。

そして昨日の9月27日に、なんと100回目の解説YouTubeで、「100円のコーラを1000円で売る方法2」を取り上げていただきました。

10分間の動画ですが、聞きやすく滑舌のよい声で、内容もよくまとまっていますので、是非ご覧いただくことをお勧めします。

 

それにしても7ヶ月半で100冊も読破し、さらにこのようにまとめ上げてYouTubeにアップするのは凄いことです。その継続力と集中力には、ひたすら頭が下がります。

 

内田さん、ありがとうございます!

 

 

Googleシュミット会長のプレゼン画面に、『100円のコーラを1000円で売る方法』が!!

2012/9/25発表のGoogle Nexus 7に関するアイティメディアの記事『Googleの最新OS×クラウドの“パーフェクトなデバイス”――「Nexus 7」が日本上陸』を何気なく見ていたら、なぜか気になったので、よく見てみました。

「あ、『100円のコーラを1000円で売る方法』の表紙だ!」

確かに、Nexus 7のマイライブラリー画面に、あの見慣れた表紙が映っていました。

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(アイティメディア様記事より)

 

実は『100円のコーラを1000円で売る方法』『100円のコーラを1000円で売る方法2』はともに、電子書籍化されているのです。

数日前に中経出版様よりこのお話しの打診をいただいていたのですが、こんなに大きく取り上げていただいたのは全く予想外でした。

有り難いことです。

 

 

2012-09-27 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法2」の参考文献25冊をご紹介

「100円のコーラを1000円で売る方法」同様、「100円のコーラを1000円で売る方法2」も様々な経営理論やマーケティング理論に基づいて書いています。

9ヶ月前にブログに書きましたように、実は本書は昨年クリスマスから今年の正月にかけて、参考文献25冊を2週間かけて徹底的に読み込んだのがベースになっています。

本書は200ページ強で物語形式で、サクッと1〜2時間で読めるスタイルになっていますが、実際にはこれらの理論を土台に、これまでの仕事で私自身が実際に経験して考えたことを下敷きに書き上げています。

ちなみにその25冊は以下のようなものです。(他に新聞やWeb記事も参考文献に掲載しています)

『【エッセンシャル版】マネジメント』(P.F. ドラッカー著)
『失敗の本質』(戸部良一ほか著)
『図解クラウゼヴィッツ「戦争論」入門』(是本信義著)
『「空気」の研究』(山本七平著)
『「関係の空気」「場の空気」』(冷泉彰彦著)
『「営業」で勝つ! ランチェスター戦略』(福永雅文著)
『孫子の兵法 経営戦略』(長尾一洋著)
『99.9%は仮説』(竹内薫著)
『企画力』(田坂広志著)
『使える弁証法』(田坂広志著)
『まず、世界観を変えよ』(田坂広志著)
『仮説思考』(内田和成著)
『論点思考』(内田和成著)
『バリュープロポジション戦略50の作法』(永井孝尚著)
『残業3時間を朝30分で片付ける仕事術』(永井孝尚著)
『巨象も踊る』(ルイス・V・ガースナー著)
『松下電器の経営改革』(伊丹敬之ほか著)
『経営の心得』(小山昇著)
『競争優位の戦略』(マイケル・E・ポーター著)
『競争戦略論 Ⅰ』(マイケル・E・ポーター著)
『ブルー・オーシャン戦略』(W・チャン・キムほか著)
『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 第3版』(フィリップ・コトラーほか著)
『戦略サファリ』(ヘンリー・ミンツバーグ著)
『知識創造起業』(野中郁次郎ほか著)
『なぜ、社員10人でもわかり合えないのか 鏡で世界一! コミーに学ぶ少人数マネジメント』(日経トップリーダー編)

本書巻末の参考文献リストには、各文献から本書で引用した箇所の解説も掲載しています。

 

現場で経験したことを実際の理論に当てはめることで、より深く解釈できることもあるかと思います。

皆様が日々の仕事で出会う問題と解決策が、マーケティング理論・経営理論でどのように説明できるか理解する上で、お役に立てる内容になっているのではないかと思います。

 

 

2012-09-14 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom

「100円のコーラを1000円で売る方法2」の概要を紹介します

中経出版様オフィスで「100円のコーラを1000円で売る方法2」の大きなディスプレイ広告が始まりました。

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格別のお取り扱い、ありがとうございます!

本書は電子書籍と紙の書籍を同時に出版していますが、BookWalker様では、こんなキャンペーンが始まっています。(画像をクリックするとキャンペーンサイトに繋がります。明日までですね)

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アマゾンでは、まだ商品説明文が掲載されていません。(アマゾンへの情報掲載には若干時間がかかるようです)

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しかし新聞広告などは行っていないにも関わらず順位は300位を前後しています。前著をご覧になった方々がアマゾンで買っていただいているのかもしれません。ありがたいことです。

 

本書についてはまだ書評もわずかですし、解説を掲載しているサイトも少ないので、若干の説明をさせていただきます。

 

前著「100円のコーラを1000円で売る方法」では、主人公である宮前久美の成長を通じてマーケティングの基本を事例で描きました。

続編となる本書では、宮前久美は競合であるバリューマックス社のライバル・内山明日香が手がける新商品に苦戦を強いられます。そして成功体験から抜け出せない社内の抵抗にも遭い、悪戦苦闘します。

「まず周りの人達の意見を聞こう」と考えて、聞いているうちに情報過多になって処理しきれずに情報の海に溺れてしまい、多忙の中で時間だけが過ぎ去るのに何も仕事が進まない、という経験をされた方は多いのではないでしょうか?

実際に私もさんざん経験してきましたが、本書を通じて主人公の宮前久美も同じ経験をします。

この状況からいかに脱出するか、が、今回のテーマです。

本書では、「失敗の本質」にも描かれた失敗学、ランチェスター、ポーター、孫子といった競争戦略、網羅思考から論点思考・仮説思考への転換、さらにミンツバーグの創発戦略までを、実際の企業での業務に則してご紹介しています。

一冊目がマーケティングの入門書だとすれば、2冊目となる本書はもう少し実践面にシフトした内容になっています。

もしご興味がありましたら、書店で手にとってご覧いただければと思います。

(なお、本シリーズの名前「100円のコーラを1000円で売る方法」は、1冊目のラウンド8のタイトルから取っていますので、シリーズ2冊目となる本書にはコーラの話は出てきません。何とぞご了承下さい)

 

 

2012-09-13 | カテゴリー : 商業出版 | 投稿者 : takahisanagaicom