新社会人の皆様へ。99.9%の「つまらない仕事」を、おもしろい仕事に変えるには?


新社会人の皆様、
社会人への門出、おめでとうございます

毎年4月に、ブログで新社会人の皆様にメッセージを書くことが多いのですが、今回も書きます。

 

先日、いつも行っているスポーツクラブに雑誌「Esquire (エスクァイア)」が置いてあったので、何の気なしに読んでいたら、いい言葉が色々とあり、思わずメモってしまいました。映画監督だった黒澤明さんの言葉です。

つまらないと思うものでも、
一生懸命やってみろ、と。
一生懸命やってりゃ、
おもしろくなってくる。
おもしろいから努力しちゃう。

 

「まず、あれこれ考えず、やってみること」

この大切さは実感しますね。

先日当ブログでご紹介した東村アキコ「かくかくしかじか」でも、日高先生の「描け」という言葉がありました。

 

これから何十年と続く社会人人生は、たとえてみれば長距離走のようなもの。

jogging

私たちはついモノゴトに意味を求めてしまいがちですが、「ひたすら行ずること」は意外と大切です。

その時間の積み重ねは、「頭脳が優秀」とか「リーダーシップがある」といった素養の差を軽々と乗り越えてしまいます。

 

そもそも、社会人一年目に、いきなりおもしろい仕事が与えられることは、ほぼ皆無です。
恐らく99.9%、最初の仕事は「つまらない仕事」でしょう。

しかし実は、社会人10年目、20年目でも、おもしろい仕事が与えられることは少ないのです。

「つまらない仕事」を「おもしろい仕事」に変えることが出来るのは、仕事をする本人次第。

社会人30年目を超えた私の実感です。

 

黒澤明監督もおっしゃるように、まずは、目の前のつまらない仕事にも一生懸命取り組んでみる。

すべては、そこから始まると思います。